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冬の給湯器、凍結しても熱湯かけるのはNG? 正しい対処と予防策
2022年1月18日 06:05
コロナは、寒波到来に備え、給湯器の凍結予防を呼びかけている。給湯器は、冬になると凍結や積雪などで故障しやすくなるため注意が必要とし、凍結させないための対策や、凍結してしまった場合の対処法を紹介している。
凍結予防として実践したい3つのこと
・給湯器の電源プラグは抜かない
給湯器は凍結するおそれのある外気温になると、機器内の凍結予防の安全装置が自動的に作動するため、電源プラグを抜くことはNGとしている。またブレーカーもOFFにしないように呼びかけている。
・浴そうの循環口から10cm以上は水を残しておく
給湯器は凍結するおそれのある外気温になると、自動的に浴そう内の水を循環させて、ふろ配管の凍結予防を行なうという。そのため、浴そうに水を残しておくことを推奨している。浴槽の循環口から10cm以上残すことを目安とする。
・寒さが厳しいときは極少量の水を出しっぱなしにする
特に寒さが厳しい場合は、リモコンの電源を切って、給湯栓から1分間に約400cc(太さ約5mm)の水を流したままにすると、凍結しにくいとしている。また給湯栓のレバーを最高温度側にすることも忘れずに。
凍結しても熱湯をかけるのはNG
給湯配管が凍結してしまった場合は、気温の上昇により自然に解凍するまで待つよう勧めている。凍結した配管に熱湯をかけると、機器や配管が破損するおそれがあるという。給湯栓から水が出るようになったら、機器や配管から水漏れがないか確認してから使うよう案内している。
積雪時には給湯器の周囲を除雪
雪で給気口や排気口が塞がれたり、給湯器の周囲が積雪すると、事故や故障、能力低下などの原因になる。そのため積雪時は、給湯器の周囲を除雪する必要があるという。