今日のいいね!
アイスリング付き首掛け扇風機はハンズフリーで首と顔冷やせた!
2025年8月1日 08:05
暑さ対策として、様々なメーカーから多種多様なUSBハンディファンなどの冷却グッズがあるなか、一風変わったモデルが登場した。「アイスリング付き首掛け扇風機 ICERINGFANDY MR-FANF94」だ。さっそく使い心地を確認してみた。
首元の冷感と風に当たる涼感
この夏も多くの人が利用している、28℃で凍結してヒンヤリ感が持続する冷却素材「PCM」を使用した首掛けアイスリングの両端に、小型ファンが搭載されているのが大きな特徴。
小型ファンはフワッと風を送るというよりも、ブロワーのように真っ直ぐに強力な風を送るタイプ。2つの小型ファンは、それぞれ独立して駆動する。そのため使用時にも、それぞれの電源ボタンを押し、風量ボタンで調整する。
送風は3段階で調節可能。装着すると、首と胸の間くらいにファンが位置するため、弱モードでも風を十分に感じられる。ただし、少し甲高い音が交じる駆動音ということもあり、ややうるさく感じた。
今はまだ大人が出勤時に使うのには、その形からしても抵抗があるかもしれない。だがファン付きウェアと同様に、作業時にはとても活躍しそうだ。
屋内外のいろいろな場所で役立ちそうだが、一つ注意したいのは、飛行機に乗る時には手荷物でNGになる場合がありそうなこと。この製品に限らずPCM採用の冷却アイテム全般にいえることで、アイスリングが液体扱いとされ、特に国際線では手荷物審査で一定量を超える液体として引っかかる可能性があるためだ。
筆者が思いついた利用シーンは、草刈り機を使っての作業時にはかなり良さそうなこと。なんといっても、同機はハンズフリーで使える。また駆動音のうるさい草刈り機を使っている時には、同機の音が気になることはないはず。また風は基本的にユーザーの顔に向かって吹くため、虫が顔に寄ってくるのも防げそうだ。なお、ファンはそれぞれ2カ所で角度を調整できる。
もちろん機械を使わずに草刈りする時にもいいだろう。しゃがんで作業していると、動きが少ないこともあって、虫が寄ってくるもの。同様に、ハンズフリーで使えるのは、キャンプやハイキングでも利点となる。ハンズフリーで、首と顔の両方を冷やしてくれる同機は、暑さ対策に心強いアイテムといえるだろう。
