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お湯やラップの要らないレトルト調理器「レトルト亭」待望の一般販売
2022年1月17日 10:05
アピックスインターナショナルは、レトルト専用調理器「レトルト亭 ARM-110」の一般販売を1月下旬より開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,680円前後。
カレーなどのレトルト食品をパウチまるごと温められる電気調理器で、お湯を沸かしたりラップでフタをする必要がなく手軽に作れる。Makuakeで2021年8月より先行販売され、2,000万円以上の支援を集めて完売し、注目された。
本体内に備えた低温ヒーターによる熱交換で、レトルトパウチごと加熱。カレーのほか、丼ものや惣菜などパウチ詰めの様々なレトルト食品を温められる。本体はポップアップトースターのような細身の形でキッチンのスペースを広く取らない点も特徴。忙しい朝も使いやすく、レトルト食品を安全に温められるという。
同社の調べによると、ガス火での湯煎の温めに比べてCO2排出量を約82%削減できる(2.7kWコンロで沸騰まで7分+湯煎3分と、10分間比べた場合)としている。
操作は、レトルト食品をパウチのまま本体に挿入して、食品の容量に応じて「小盛」「普通」「大盛」までダイヤルを回すだけで、できあがるとベルが鳴る。熱いものが苦手な人は、ダイヤルを通常より少なめに設定すれば、ぬるめに仕上げられる。
なお、以前にMakuakeで購入したユーザーからの声などを受けて、安全面に配慮した改良も実施。従来の挿入口が閉じる形から、今回の一般販売モデルでは開く形に変更されている。
本体サイズは約255×80×200mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約1.5kg。消費電力は200W。コード長は約1.8m。