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リンナイが開発した無水調理鍋。軽くて扱いやすいアルミ鋳物製

無水調理鍋「Leggiero(レジェロ)」

リンナイは、ガスコンロで使える無水調理鍋「Leggiero(レジェロ)」を2月1日に発売する。直径22cmの「RBO-MN22」、同18cmの「RBO-MN18」をラインナップ。価格は順に27,500円、25,300円。

水を使わず食材の水分で料理する無水調理や、煮込み、蒸し調理ができる鍋。グラタンなどのオーブン料理もコンロ上で作れる。リンナイが長年のガスコンロ開発経験で培った独自技術と高い加工精度により優れた調理性能を発揮するという。高品位アルミ鋳物製で、重さはRBO-MN22で1.7kgと、鉄鋳物製無水調理鍋の半分以下で扱いやすいのも特徴。

食材の水分で作る無水調理が可能
グラタンなどオーブン風料理もコンロで作れる
鉄鋳物製の無水調理鍋の半分以下の重さ

高品位アルミ鋳物で、すばやく均等に熱を加える。鍋とふたの間に水の膜を作る「ウォーターシール効果」が起きる形状で、鍋内部の密閉状態を保つ。鍋内部には食材が焦げ付きにくいセラミックコート加工を採用し、柔らかいスポンジで簡単に汚れを落とせるという。コーティングが落ちてきたら、有償のリペアサービスで再コーティングを施すことも可能。

容量と重さは、RBO-MN22が3.4L/1.7kg、RBO-MN18が1.9L/1.1kg。カラーはいずれもホワイトとブラックの2色。ガスコンロ、電気コンロ、オーブンで使用可能で、IHクッキングヒーターでの使用は不可。

鍋とふたの間に水の膜を作る「ウォーターシール効果」

ガスコンロの便利機能を活用したおまかせ調理も可能

料理家の谷尻直子さんが監修したレシピブックを付属する。一部のガスコンロに搭載の「湯わかし」や「温度設定」といった機能を活用し、コンロに火加減をまかせられる「おまかせタイマー調理」のレシピを掲載した。

ガスコンロのタイマーや温度設定機能を使っておまかせ調理(画像はイメージ)
おまかせタイマー調理の例

また、同社のスマホと連携可能なガスコンロを使ってオート調理も可能。スマホアプリ「+R RECIPE」で専用レシピを公開しており、アプリからコンロにメニューを送信することでコンロが自動で火や加熱時間を調節する。対応コンロは、2016年モデル以降の「DELICIA」と、2021年モデルの「Lisse」。