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ブルーエア、サイドテーブルとしても使える空気清浄機
2021年12月9日 13:37
セールス・オンデマンドは、スウェーデンのブルーエアによる空気清浄機の新モデルとして、サイドテーブルとしても使える「Blueair DustMagnet(ブルーエア ダストマグネット)」4機種を、2022年1月13日に発売する。直販価格は62,700円~84,700円。公式サイトおよび家電量販店などのオンラインショップでは、12月16日より先行販売する。
ハウスダスト除去とデザイン性を兼ね備えた空気清浄機。ブルーエア史上初めてレッグパーツを設け、底面からも吸引できる構造で、ハウスダストが溜まりやすいとされる床上30cmに効果を発揮するという。
本体は北欧家具のようなデザインで、サイドテーブルとしても活用できる。耐荷重は10kg。レッグパーツやテーブルトップを採用したことで、インテリアに調和する美しさを兼ね備えた。
磁石のように吸着する「DustMagnetテクノロジー」
空気清浄機能として、新たに「DustMagnetテクノロジー」を搭載した。本体側面2カ所の吹出口から独自の渦状の気流を生み出し、有害物質をマイナス帯電。
プラスに帯電したプレフィルターが有害物質を磁石のように付着させ、強力に吸着する。さらに上下2カ所に吸引口を配置し、アレルギーの原因となるペットの毛や花粉、ダニ、カビなどのハウスダストを効率的に除去するという。
メインフィルターは、粒子フィルターと活性炭フィルターを組み合わせたコンボフィルターを採用。空気中のガス、ニオイ、煙、VOC(揮発性有機化合物)、化学物質を除去する。吸引口が2カ所に分かれているため、メインフィルターも上下に2個搭載している。
0.1μmまでの有害物質を99.97%除去する、ブルーエアの根幹技術である「HEPASilentテクノロジー」も継承。粒子イオン化技術と、高性能フィルター技術を融合しており、高い除去性能とハイスピード清浄を両立している。
運転モードは「オート/ナイト」を用意するほか、スピードを3段階に調節可能。操作ボタンは2つのみとシンプル設計で、空気の汚れが一目でわかる5段階のLEDランプを搭載する。
Wi-Fi接続によるスマホ操作にも対応。スケジュールやチャイルドロック設定ができるほか、フィルターの使用率なども確認できる。今後は、帰宅時間を予測して空気清浄を行ない、リフレッシュされた家に帰れるといった「ウェルカムホーム」機能も提供予定。
ラインナップは、適用床面積34畳の「5400シリーズ」と、18畳の「5200シリーズ」を用意。カラー展開はいずれも、ファブリック素材を用いたライトグレーとホワイトの2色。
5400シリーズの本体サイズは、290×290×650mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.8kg。風量は3.9~8.4m3/分。8畳あたりの清浄時間は9分。推奨フロア面積は20畳。消費電力は7~42W。
5200シリーズの本体サイズは、230×230×520mm(同)で、重量は約4.5kg。風量は1.3~4.9m3/分。8畳あたりの清浄時間は15分。推奨フロア面積は12畳。消費電力は5~22W。
DustMagnet 5440i 84,700円
DustMagnet 5240i 68,200円
フィルターの交換目安は約6~12カ月。交換用のコンボフィルターは2個入り1セットで、直販価格は5400シリーズが11,000円、5200シリーズが8,800円。
交換時期は、稼働時の運転スピードやセンサーで感知した空気の状態をもとにフィルター使用状況を算出し、交換のタイミングをランプで知らせる。
ラインナップ拡充で製品の差別化
DustMagnetを新たに投入することで、同社空気清浄機のラインナップは、Blueair Protect、DustMagnet、Blue 3000の3タイプに広がった。
Blueair チーフプロダクトオフィサー(CPO)のヨナス・ホルスト氏はこのラインナップ展開について次のように説明。
「この製品展開の強みは、生活者のインサイトをそれぞれうまく汲み取って、製品の差別化をできることにあります。Protectは、世界中で高まっているバクテリアや細菌に対するニーズに対応。DustMagnetは、家具や床に溜まりがちなハウスダストを少なくするというメリットがあり、3000は便利さと使いやすさを提供します」
「新たに投入するDustMagnetは、空気清浄機能だけでなく、デザインも重視しています。北欧らしいデザインは、私たちが技術革新においてプライオリティを置いている要素の1つです」(ホルスト氏)