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パナソニックが国内初、洗剤自動投入のビルトイン食洗機

ドアフル面材型の「NP-45KD9AP」

パナソニックは、国内初となる「液体洗剤自動投入」機能を搭載したビルトイン食器洗い乾燥機「9Plus series(9プラスシリーズ)」3機種を、2022年2月1日に発売する。ドアフル面材型の「NP-45KD9AP」、ドア面材型の「NP-45MD9WP」、ドアパネル型の「NP-45MD9SP」をラインナップ。価格は順に356,400円、284,900円、284,900円(工事費別)。

ドアパネル型の「NP-45MD9SP」

家事の省手間を実現する「液体洗剤自動投入」機能を搭載した食洗機。「おまかせ」で運転する場合、同社独自のセンシング技術で食器の量や汚れを判別、液体洗剤を自動投入し、最適な洗浄プログラムで運転するという。洗剤タンクが満タンで、約30回使用可能。コース選択の手間が省けるだけでなく、誰でもより簡単に使えるようになったとしている。

また「ナノイーX」搭載により清潔性も向上。庫内に「ナノイーX」を含んだ風を送ることで、洗浄前の汚れた食器を入れた際の庫内のニオイを抑制、除菌。洗浄後も24時間「ナノイーX」送風運転をするため、洗い上がった食器も庫内で清潔に保管できるという。

「液体洗剤自動投入」機能を搭載

上カゴが左右にスライドし、さらに食器や調理器具の種類や量に合わせて4つのスタイルに自在に変えられる「ムービングラック プラス」や、シリコンカップや軽い小物類を水流で飛ばされないように上カゴで押さえてまとめ洗いができる「ちょこっとホルダー」を備える。ドアフル面材型の「NP-45KD9AP」は、ノック2回でドアが自動でフルオープンする「フルオートオープン」も採用。

上質なキッチン空間に美しく溶け込むダーク系のタンクカラーも特徴とし、必要な表示だけが浮かび上がる静電タッチ操作部で、よりスムーズな操作を可能にしたという。

さらに本製品に対応しているHEMS/IoT機器を導入している場合、無線LANブロードバンドルーターに食器洗い乾燥機を接続することで、HEMS/IoT機器や連携サービスも利用可能。

一度に洗える食器点数は、3機種とも標準食器48点(約6人分)。2/4/8時間後に運転開始する予約機能も搭載する。

本体サイズは「NP-45KD9AP」が448×609×753~853mm(幅×奥行き×高さ)、「NP-45MD9WP」と「NP-45MD9SP」が448×627×751~851mm(同)。いずれも使用水量は約9L。庫内容量は約60L。

上カゴを4つのスタイルに変えられる「ムービングラック プラス」
小物の洗浄に便利な「ちょこっとホルダー」は取り外し可能