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Google、外出中でも来客対応できるドアホン。見守りカメラも
2021年8月5日 22:17
Googleは、カメラやWi-Fiを備えたワイヤレスのドアホン「Google Nest Doorbell」を8月26日に発売する。価格は23,900円。
あわせて、ネットワーク対応セキュリティカメラ「Google Nest Cam」も発表。屋内/屋外対応のバッテリー式を同じく8月26日に23,900円で発売するほか、屋内用で電源アダプター式も数カ月以内に12,300円で発売予定。
さらに、各製品と組み合わせて利用できるセキュリティサービス「Google Nest Aware」を提供する。料金プランは年額6,300円(または月額630円)と、年額12,600円(同1,260円)の2種類を用意。なお、このサービスを利用しなくてもドアホンやカメラは使用できる。
家の外を見守るドアホン「Google Nest Doorbell」
家の前に取り付けると、人や荷物、動物、車両を検知でき、必要な場合だけ通知するように設定可能なドアホン。充電式バッテリー内蔵で、玄関にワイヤレスで設置できる。
通知はスマートフォンのほか、Googleアシスタント搭載スピーカーやディスプレイへ届くように設定することも可能。
搭載するカメラは130万画素でアスペクト比3:4、画角145度。6倍デジタルズームにも対応する。カメラの映像をGoogle Homeアプリから24時間いつでもライブビュー表示できる。
スピーカーやマイクも備え、外出先からスマートフォンを介してドアホンの前にいる相手と会話したり、ワンタップで事前に録音した応答メッセージを再生することで、訪問者に応対できる。
動画記録は960×1,280ピクセル、フレームレートは30fps。HDR記録やナイトビジョンにも対応する。動画の形式はH.264。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nで2.4GHz。Bluetooth Low Energyもサポートする。
Wi-Fiが停止したり停電が発生した場合は、自動的に最大1時間分の映像を自動的にローカルメモリーに保存。Wi-Fiや電源が復旧した後、その間に起きた出来事を確認できる。
なお、プライバシー保護に配慮し、動画の暗号化や2段階認証プロセス、Googleアカウントによるセキュリティを使用している。
本体サイズは45.7×24.1×160mm(幅×奥行き×高さ)、重量は206g。本体カラーはSnow。
屋内外を見守りできるカメラ「Google Nest Cam」
壁面などに取り付けて見守りができるセキュリティカメラ。屋内と屋外の両方に対応したバッテリー式と、屋内用の電源アダプター式の2モデルを用意する。
カメラには200万画素のセンサーを備え、画角は135度。解像度は1,920×1,080ピクセルで、フレームレートは30fps。HDR記録やナイトビジョンに対応する。エンコードはH.264。スピーカーやマイクも備え、ノイズを抑えて録音できる。
Wi-FiはIEEE802.11b/g/nで、屋内外用のバッテリー式は2.4GHz、屋内用の電源アダプター式は2.4GHzと5GHzをサポートする。Bluetooth Low Energyにも対応。
バッテリー式の設置は、壁面に2本のネジで取り付けできるほか、金属面へのマグネット貼り付けが可能。別売のGoogle Nest Camスタンドで卓上にも置ける。電源アダプター式は、プレートと2本のネジによる壁面取り付けと卓上設置ができる。バッテリー式モデルはIP54の防水防塵仕様。
本体サイズと重量は、バッテリー式が8.3×8.3cm(直径×奥行き)、398g。電源アダプター式が64.03×56.93×98.47mm(幅×奥行き×高さ)、393g。本体カラーはいずれもSnow。
有料サービスで最大60日間の動画を確認
有料サービスの「Google Nest Aware」に加入しない場合は過去3時間の動画履歴を無料で見られるほか、人/動物/車両を検出したときに通知するスマートアラート機能、アクティビティエリア機能、動画クリップの作成/共有ができる。
有料プランは2種類。Google Nest Aware(年額6,300円または月額630円)は、過去30日間のアクティビティの動画履歴を確認できる。Google Nest Aware Plus(年額12,600円または月額1,260円)は、過去60日間の動画履歴、過去10日間の連続録画映像を確認できる。そのほか、認証済みの人物の検出などの機能も利用できる。