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MTBレースで金メダル候補のニノ・シューター、ボッシュe-bikeのブランドアンバサダーに

東京2020オリンピック競技大会 自転車競技(マウンテンバイク)で金メダル候補のニノ・シューター選手

ボッシュは、東京2020オリンピック競技大会 自転車競技(マウンテンバイク)で連覇を狙うスコット・スラムMTBレーシングチーム(スイス)キャプテンのニノ・シューター選手(以下、シューター)がブランドアンバサダーに就任したことを発表した。

シューターは、2016年のオリンピックで金メダルを獲得し、UCIワールドカップクロスカントリー部門で7度の総合優勝、マウンテンバイク世界選手権クロスカントリー部門で8度の優勝を誇る優れたMTBライダー。2019年に東京2020大会コースで行なわれたテストイベントでも優勝しており、7月26日に開催される東京2020大会でも金メダルの有力候補だ。

実際にボッシュ製ドライブユニット「Performance Line CX」と、スマートフォンに接続できるディスプレイ「Kiox」を搭載するスコット製e-MTB「RANSOM eRIDE」(日本未発売)を愛用。e-MTBならではのモーターパワーを感じながら走るトレイルライドを日ごろから楽しんでいるという。以下はシューター自身のe-MTB体験に関するコメント。

「私にとってe-MTBは、自転車ラインナップのひとつとして欠かせないバイクです。特に険しい上りの場面で、人力だけでは到底挑戦できない“自分の限界”に挑戦することが最高に楽しいです。また登坂だけでなく、岩場等の厳しい地形でのアグレッシブなモーターサポートは、人力のMTBでは到底体験できない、とてもエキサイティングで新しい体験をもたらしてくれます」。

日ごろからスコット製のe-MTBを楽しんでいるという

ボッシュ製ドライブユニット搭載のe-MTBを選んだ理由については、以下のように語っている。

「自分の経験を生かしてくれる革新的なパートナーと一緒に仕事をするのが大好きだからです。e-bike業界を牽引する立場であり、スコットe-bikeの強力なパートナーであるボッシュは、私にとって理想的でした」。

また「トレイルは私たちの遊び場ですが、他方で、同じくトレイルを利用する他人や自然環境への配慮が欠かせません。私たちは次世代へこの美しい景色をつないでいく必要があります」とも語っており、ボッシュが大切にしている“自然や森、山と共存しながらスポーツを続けるライフスタイル”の大切さにボッシュドイツの担当者もあらためて気付かされたという。

ニノ・シューター×愛車のスコット「RANSOM eRIDE」

MTBライダーにも圧倒的に支持されるe-MTB

MTBを楽しんでいる人はシューターのファンも多いと思うが、海外ではe-MTBがますます盛り上がっている。ドイツ自転車産業協会(Zweirad-Industrie-Verband)の調査によると、2020年にドイツで新車販売されたMTBのうち約80%がe-MTBだという。マウンテンバイカーも巻き込んだe-MTBブームがすでに販売台数にも反映され、今後のさらなる拡大も期待されている。

ニノ・シューターも信頼を置くボッシュ製ドライブユニット「Performance Line CX」

そんなe-MTB界をパワフルなドライブユニット「Performance Line CX」などで牽引するボッシュだが、近年では欧州6カ国でe-MTBアドベンチャーライドイベント“Bosch eMTB Challenge”を毎年開催している。そして、e-MTB向けコース「Uphill Flow trail」(ドイツ ビショフスマイス:ガイスコップフバイクパーク内)と「Bosch Uphill Flow volcanoコース」(日本 兵庫県:UP MTB PARK内)を開設し、e-MTBならではの楽しさ“Uphill flow 駆け上がる楽しみ”より多くのライダーに届ける活動を行なっている。

Bosch Uphill Flow volcanoコース

e-MTBで本格的なトレイル体験を楽しみたい人は、Bosch Uphill Flow volcanoコースに足を運んではいかがだろうか。