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シャープのテレビAQUOSに「洗濯終了」を通知。調理家電やエアコンとも連携

「COCORO VISION」トップ画面のイメージ

シャープは、AIoT対応テレビ「AQUOS」向けサービス「COCORO VISION」のソフトウェアアップデートを3月29日に開始する。アップデートでは主に、おすすめコンテンツの紹介や、家電との連携機能が利用可能になる。アップデートは無償で行なわれ、2017年以降に同社が発売したAIoT対応テレビ「AQUOS」および有機ELテレビが対象となる。

おすすめコンテンツの紹介機能では、趣味/教養/健康などのさまざまな動画コンテンツをテーマごとに表示。テレビでネットコンテンツを初めて利用する人にもわかりやすく、簡単に楽しめるよう配慮した。また同社が提供するクラウドサービス「COCORO KITCHEN」のレシピサービスから人気のレシピも紹介。これにより、テレビの大画面で材料や作り方を確認可能となる。

「COCORO KITCHEN」の人気レシピを表示

さらに、話題のドラマや映画などのVOD作品を厳選して紹介。新作映画やオンラインライブの配信予定など、最新のエンタメ情報もタイムリーに知らせるという。

同社のIoT家電向けサービス「COCORO+」対応の家電との連携機能も搭載。スマートライフサービス「COCORO HOME」に登録した空気清浄機やエアコンなど、自宅の家電の動作状況をテレビ画面に表示する。また洗濯機や調理機器の運転終了のほか、エアコンを設置した部屋の温度上昇など、家電製品からのさまざまな通知をポップアップで知らせる。

洗濯機の運転終了時に通知する

COCORO VISIONサービスは、テレビの電源がオフの状態でも、リモコンの「COCORO VISIONボタン」から直接起動可能。すぐにサービスを利用できるほか、家電からの通知が画面に表示された際も、リモコンのボタンを押すだけでより詳しい情報を大画面で確認できるとする。

このほか毎日クイズが出題され、解答すると「わくわくポイント」がもらえるなど、同社のサービス「COCORO MEMBERS」会員向けの特典も充実させた。

リモコンからワンボタンで起動可能