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兼松、乾電池からスマホを充電できる「防災充電器」5V/1.5A出力

防災充電器

兼松は、単三形アルカリ乾電池6本を使ってスマートフォンなどの充電が行なえる「防災充電器」を発売した。価格は1,780円。

単三形アルカリ乾電池6本を用いた充電器。乾電池さえあれば、モバイルバッテリーのようにいつでもどこでもスマートフォンなどのUSB Type-C機器を充電できる。

同充電器の出力は最大5V/1.5A。同社によれば、一般的な乾電池4本を用いた充電器と比べると、約2倍の充電性能を備えているという。

同社調べでは、iPhone 11で充電テストを行なった場合、4本式の充電器では約25%分の充電だったのに対し、本機では約55%充電できたとする(いずれもバッテリー残量20%から充電開始した場合)。

バッテリー容量が大容量化しているスマートフォンでも一定の充電能力を発揮できるとする。同社は、災害時の電気供給が無い中でも充電可能な「防災充電器」と、10年の長期保管が可能なうえ、専用ケースで保管しやすい「防災電池」をあわせて準備しておくことをすすめている。

本体サイズは80×165×50mm(幅×奥行き×高さ)。重さは230g。USB Type-Cケーブル(50cm)と、同社「防災電池」を6本付属。

乾電池4本を用いた充電器と比べると、約2倍の充電性能を備えている