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購入後でも容量を変えられる、モジュール構造のポータブル電源
2021年2月10日 18:30
エコフローテクノロジージャパンは、容量をカスタマイズできるポータブル電源「RIVER 600シリーズ」の一般販売を開始した。「Makuake」のクラウドファンディングで5億円以上の支援金を集めた(2020年10月)モデルで、一般販売にともない、製品名称を「EcoFlow RIVER(エコフローリバー)シリーズ」に変更している。
ラインナップは容量288Whの「EcoFlow RIVER」、同576Whの「EcoFlow RIVER Max」、同720Whの「EcoFlow RIVER Pro」の3モデル。価格は順に39,600円、63,800円、79,800円。
そのほか「EcoFlow RIVER」と「EcoFlow RIVER Pro」に、それぞれ専用の「エクストラバッテリー」を用意。価格は順に24,970円、48,400円。
容量をカスタマイズできる、モジュール設計のポータブル電源。
容量288Whの「EcoFlow RIVER」は、同288Whの専用エクストラバッテリーを取り付けることで、同576Whのポータブル電源として使える(「EcoFlow RIVER Max」として使える)。同様に、容量720Whの「EcoFlow RIVER Pro」は、購入後でも、容量720Whの専用エクストラバッテリーを取り付けることで、容量1,440Whのポータブル電源として使える。
これは、同シリーズがモジュール設計を採用しているため。逆に容量を減らして、軽くすることもできるため、車中泊やアウトドアなど、その時のアクティビティに合わせた容量で持っていくことができる。
また、高出力電化製品の「電圧を下げる」ことで作動させられる技術「X-Boostテクノロジー」を搭載。一般的に高電圧の、IHクッキングヒーターやコーヒーメーカーはもちろん、ドライヤーや電子レンジまで使えるとする。
そのほか「X-Stream充電テクノロジー」により、アダプターがないケーブルを通して交流電源(AC)を高効率で直接充電させる技術を実現。80%までの充電が約1時間、フル充電でも約2〜3時間で可能だという。
「EcoFlow RIVER」の本体サイズは288×185x194mm(幅×奥行き×高さ)。重さは5kg。「EcoFlow RIVER Max」は288x185x253mm(同)で、重さは7.7kg。「EcoFlow RIVER Pro」は289x180x235mm(同)で、重さは7.6kg。いずれも出力端子は、AC×3、USB Type-A×2、USB Type-A急速充電×1、USB Type-C×1、シガーソケット×1、DC5521出力×2。