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ダイキン、ウイルスや菌に強いストリーマ搭載の空気清浄機。抗菌加湿フィルター採用

うるるとさらら空気清浄機 MCZ70X-T

ダイキン工業は、有害物質を酸化分解する同社独自の技術「ストリーマ」搭載の空気清浄機4機種を12月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、除加湿機能搭載の「うるるとさらら空気清浄機 MCZ70X」が140,000円前後、リビングや寝室向きの「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70X」が65,000円前後、スリムタワータイプの「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55X」が60,000円前後、ワンルーム向きの「ストリーマ空気清浄機 MC55X」が48,000円前後。

同社独自技術の「ストリーマ」を搭載する空気清浄機。同技術は、酸化分解力を持ったプラズマ放電により、ウイルスや菌などの抑制効果を持つことが検証されている。

加湿機能を持つモデルには、持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」採用の抗菌加湿フィルターを新たに搭載し、抗菌性能を高めた。コバガードは小林製薬が開発したもので、潜水艦の閉ざされた空間でカビや菌の増殖を抑制するために開発された技術を活用。また、水トレーには銀イオンカートリッジを搭載し、ストリーマやコバガード採用の抗菌加湿フィルターと併せて、加湿器の清潔性を向上した。

「ストリーマ」と抗菌加湿フィルター、銀イオン剤搭載の水トレーで抗菌
小林製薬の持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」を添着した抗菌加湿フィルターを採用

従来は上級モデルにのみ搭載していた、集塵効率の高いHEPAフィルター「TAFUフィルター」を家庭向けの全モデルに採用。撥水性の高い繊維を採用したことで、汚れが広がりにくく、静電力が落ちにくいという。10年間は交換が不要で、約72%の性能をキープできるとした。

「うるるとさらら空気清浄機 MCZ70X」の最大風量は7.2m3/分で、適用畳数の目安は32畳まで。加湿量は680ml/時で、除湿量は8.0L/日(50Hz)、9.0L/日(60Hz)。カラーはビターブラウン。

「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70X」の最大風量は7.0m3/分で、適用畳数は31畳まで。加湿量は650ml/時。カラーはホワイトとビターブラウン。

「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55X」の最大風量は5.5m3/分で、適用畳数は25畳まで。加湿量は500ml/時。カラーはホワイト/ディープブラウン/ダークグレー。

「ストリーマ空気清浄機 MC55X」の最大風量は5.5m3/分で、適用畳数は25畳まで。カラーはホワイト。

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70X
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55X
ストリーマ空気清浄機 MC55X

静電HEPAフィルター搭載の業務用空気清浄機も

業務用空気清浄機「ACEF12X-W」も12月1日に発売する。適用畳数は53畳まで。価格は300,000円。

0.3µmの微粒子を99.97%捕集する「静電HEPAフィルター」を新搭載。従来からの毎分12m3の風量と併せて、最大88m2の空間でも30分で清浄する。

また、別売品で、ウイルスや菌の抑制効果を高める「チタンアパタイトフィルター」と「バイオ抗体フィルター」を用意する。

業務用空気清浄機「ACEF12X-W」