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タニタのハイスペック体組成計。新アルゴリズムで体格差の影響なくし精度向上

家庭用体組成計4モデル

タニタは、体格の個人差による計測値への影響を低減し、健康指標の正確性を高めたハイスペックの家庭用体組成計4モデルを11月4日に発売した。

ラインナップは左右部位別体組成計インナースキャンデュアル「RD-803L」、インナースキャンデュアル「RD-915L」と同「RD-914L」、同「RD-504」の4モデル。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は順に、54,780円、32,780円、27,280円、19,580円(全て税込)。

4モデルとも、体組成計測技術「TANITA 4C Technology」を搭載。計測誤差を大幅に抑え、医療・研究機関向けの業務用体組成計に匹敵する精度を実現した。

同技術は、医療や研究機関で体組成計測のスタンダードとなっている4C法(4-Compartment Model Method)で収集した生体データを基準にして同社が新開発したアルゴリズムを採用。これにより、身体の厚みや体積など体格の個人差の影響を低減し、あらゆる生活者に対してより正確な計測値を提供できるという。

また新製品は、いずれも医療現場で培ったテクノロジー「デュアル周波数計測技術」による計測を行ない、同社が独自開発した「筋肉の質」を評価する「筋質点数」を計測・表示できる点が特徴。

「筋質点数」は加齢や運動習慣以外に、トレーニングによる筋肉の炎症や疲労といった身体のコンディションを反映する傾向があり、アスリートの日常的なトレーニングはもちろん、身体作りや健康管理にも役立てられるとする。また、計測データを継続的に管理できる機能も備えてるとする。

業界最多の26項目を計測できるハイエンドモデル「RD-803L」

インナースキャンデュアル「RD-803L」

インナースキャンデュアル「RD-803L」は、全身だけではなく、右腕/左腕/右脚/左脚の部位ごとに、筋肉量/筋質点数/脂肪率など、26項目を計測し表示。同社の家庭用体組成計のハイエンドモデルに位置づけられる。

このほか、脈拍測定機能を搭載。計測データは対応のスマートフォンアプリで管理でき、アスリートやスポーツ愛好家の身体作りに活用できるという。

計測・表示できる項目は、次の26項目。体重、体脂肪率(全身/体幹部/右腕/左腕/右脚/左脚)、筋肉量(全身/体幹部/右腕/左腕/右脚/左脚)、筋質点数(全身/右腕/左腕/右脚/左脚)、MBA判定、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI、脈拍数。

なお、体重や筋肉量は50g単位で表示。また、MBA(MY BODY ANALYZER)判定とは、1,000人を超えるアスリートのデータと、「筋肉の質」や「筋肉のつき方」のバランスを比較。どれくらいアスリートの筋肉特性に近いかを判定するもの。

Bluetooth通信に対応し、対応のiPhoneやAndroid端末にデータを転送。対応アプリ「ヘルスプラネット」で測定データを管理できる。

本体サイズは320×348×57mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約2.8kg。本体カラーはブラック。

計測している様子
計測データを専用アプリで管理できる

ガラス素材を採用した上質でスタイリッシュなデザインの「RD-915L」と「RD-914L」

インナースキャンデュアル「RD-915L」
同「RD-914L」

インナースキャンデュアル「RD-915L」と「RD-914L」は、「筋質点数」と「脈拍」の計測機能を備え、スマートフォンで計測データの管理ができるデュアルタイプ体組成計。

2モデルの違いは、体重測定時に前者が50g単位、後者が100g単位で測定・表示する点。また計測できる項目も異なる。

30代から50代を中心に幅広い年代の、身体づくりや健康管理に取り組む人がターゲット。そのほか上質でスタイリッ シュなデザインが特徴だとする。

「RD-915L」の測定・表示可能な項目は、体重(最小表示50g)、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、筋質点数(同)、内臓脂肪レベル(同)、推定骨量(同)、BMI(同)、脈拍数に加えて、基礎代謝量(同)、体内年齢、体水分率。

一方の「RD-914L」は、体重測定の最小表示が100gのほか、基礎代謝量(同)、体内年齢、体水分率の3項目は、専用アプリでのみ表示が可能となる。

いずれもBluetooth通信に対応し、対応のiPhoneやAndroid端末にデータを転送。対応アプリ「ヘルスプラネット」で測定データを管理できる。

「RD-915L」の本体サイズは、328×298×32mm(幅×奥行き×高さ)で、「RD-914L」の本体の高さは31mm。いずれも約2.1kg。

本体カラーは、「RD-915L」がメタリックブラック/パールホワイト/グレイッシュゴールドの3色。「RD-914L」はメタリックブラック/パールホワイト/メタリックブルーの3色。

計測している様子
計測データを専用アプリで管理できる

1カ月分の計測データをグラフ表示できるインナースキャンデュアル「RD-504」

インナースキャンデュアル「RD-504」

インナースキャンデュアル「RD-504」は、本体に1カ月分の計測データを記録できるデュアルタイプ体組成計。記録できるだけでなく、本体搭載のディスプレイにグラフ表示でき、本体のみで計測データを管理可能。

60代のアクティブシニアや40、50代の先進的なモノが好きな男性がターゲット。

計測・表示可能な項目は、体重(最小表示50g)、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、筋質点数(同)、内臓脂肪 レベル(同)、推定骨量(同)、基礎代謝量(同)、体内年齢、体水分率、体水分率、BMI(同)。

本体サイズは310×274×33mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約1.3kg。本体カラーはシルバーとレッドの2色。