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水だけで99%除菌、ケルヒャーのスチームクリーナー「SC 3」。30秒で支度
2020年9月17日 11:07
ケルヒャージャパンは、スチームクリーナーの新機種「SC 3 EasyFix」を10月1日に発売する。直販価格は26,800円。同製品に付属品を充実させた「SC 3 EasyFix プレミアム」も同日に発売し、直販価格は29,800円。
キッチン周りや、換気扇フード、浴室の排水口、窓サッシ、フローリング、衣服のシワ伸ばしなど様々な用途に使えるスチームクリーナー。スチーム吐出圧力は最大0.35MPa(現行モデルSC 1は0.3MPa)。
使用開始までのヒートアップタイムを30秒まで短縮したのが特徴。現行モデル「SC 1」(180秒)、「SC 2」(360秒)、「SC 4」(240秒)に比べすぐ準備でき、気になった場所を掃除しやすく、待ち時間のイライラを解消するという。
時間短縮を実現できたのは、従来のボイラー式から、フローヒーター式に変更したため。この方式はフローヒーター内部のコイルに電気を流し、熱を発生させるもので、フローヒーターの温度が最高180℃まで上昇。内部の水管を通る水を熱して熱湯を作り、これにより100℃のスチームを出す仕組み。一度に少量の水を熱湯にするため、ヒートアップタイムが短縮できる。
除菌力は「従来のボイラー式と同様」としている。ウイルスは99.999%除去(最大量モードで30秒噴射)、一般家庭のバクテリアやカビを99.99%除菌するという(表面の硬い場所を掃除した場合)。
既存モデルSC 4と同様に、給水することで連続使用が可能。家じゅうの頑固な汚れをしっかり掃除できるとしている。定格使用時間は120分。
手入れについては、SC 1/SC 2/SC 4とは異なり、カルキの成分を除去した水をヒーターに送るため、内部のヒーター洗浄が不要な点を特徴としている。なお、SC 3はスケール除去カートリッジの交換が必要。交換時期の目安は、例えば週1回、4~5時間/月の場合、2年ほど1つのカートリッジが使えるという。
タンク容量は1L。清掃面積は75m2。本体サイズは236×360×253mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.1kg。