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ケルヒャー、同社製スチームクリーナーが、エンベロープウイルスを99.999%除去すると発表

スチームクリーナー「SC 2 EasyFix」

ケルヒャー ジャパンは、同社製スチームクリーナーに搭載される高温スチーム技術が、エンベロープウイルスを99.999%除去するという、第三者研究機関による実証結果を発表した。

本実証試験は、同社のドイツ本社・Alfred Kaercher SE & Co. KGが、同じくドイツにある第三者機関・エンダース&パートナーズ研究所へ依頼して行なわれたもの。

試験で使用されたウイルスは、エンベロープウイルスの代表格である、ワクシニアウイルスのアンカラ株(Modified-Vaccinia-Ankara-Virus)で、試験はウイルスを弱毒化した上で実施されたという。

試験は、硬い床面へウイルスを散布し、マイクロファイバー製のクロスを適切に装着したスチームクリーナーで、最大スチーム温度と圧で30秒間噴射したとしている。その結果、ウイルスを最大99.999%除去できることが実証されたという。

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスは、いずれもエンベロープウイルスであるが、本試験は新型コロナウイルスに対して実施されたものではない。

本結果を受け同社では、製品の利用方法を喚起。同社製スチームクリーナーは約100℃の高温スチームを噴射するが、床などの対象から離れるとスチームの温度が低下するとし、ウイルスを効果的に除去するためには、製品と対象を離さず、最大スチーム温度と圧で30秒間噴射することが必要だとしている。