ニュース

リモート会議に活用できる、デスクライト兼用スキャナー。持ち運べるA4サイズ

CZUR Shine(シーザー シャイン)

CZUR TECHは、本や雑誌をデジタル化するオーバーヘッドスキャナー「CZUR Shine(シーザー シャイン)」の先行販売を9月4日に「Makuake(マクアケ)」で開始した。一般販売予定価格は29,920円だが、Makuakeでは現在、28%オフの21,500円(いずれも税込)から購入できる。先行販売期間は11月6日まで。発送は12月末。

CZUR TECHは、オーバーヘッドスキャナーをはじめ、スマートオフィス向け製品を展開する中国企業。CZUR Shineは本や雑誌を裁断することなくデータ化できるオーバーヘッドスキャナーで、2019年夏に予約販売をした「CUZUR Aura」をポータブル化したモデル。折り畳み可能で、折り畳んだ際の高さはA4サイズのノートに近い33.5cmで、持ち運びに適したサイズ感という。重量はCZUR Auraより500g軽い1kg。

ソフトウェアをインストールしたPCに本体を接続し、マットの上に読み取りたい本や雑誌、名刺などを置きボタンを押すと、書類をJPG形式にデジタル化する。A3サイズまで読み取り可能で、スキャン時間は1秒。専用フットペダルを利用すれば、本や雑誌のページを押さえながらスキャンできる。取り込んだ画像は、ソフトウェアのOCR(光学文字認識)機能によって文字を認識し、WordやExcel、PDFに出力できる。認識精度は日本語で90%ほど、対応言語数は180以上という。

ソフトウェアには、見開きページ湾曲補正をはじめとする自動補正機能を搭載しているため、スキャン後の加工作業はほぼ必要ないという。指または付属の指サックを使用して見開きページを押さえると、指や指サックを画像中から検出して自動的に削除し、ページを左右に分割して保存できる。また、名刺や切手など複数のものを一度にスキャンしても個別に保存する複数対象個別認識、破れや折れなどで欠けている部分を自動補完する欠損部補完機能を搭載。

さまざまな自動補正機能を搭載
本を押さえる指や付属の指サックは画像から自動的に削除する

本体にはマイクを内蔵しており、スキャン画面を動画で保存できる。テレビ通話アプリなどにスキャナーをカメラとして認識させると、リモートでの会議やセミナー、講義で活用できるという。また、本体はスキャナーとしてだけでなく、デスクライトとしても使用可能。

A3サイズの書類読み取り用に展開したときの本体サイズは、157.9×116.9×409.4mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは1kg。画素数は1,300万で、解像度は4,160×3,120。カラーはブラック。給電や通信はUSB Type-Aで行なう。作業マット/USBケーブル/フットペダル/指サック/ソフトウェアインストール用CDを付属する。

そのほか、CZUR Shineを収納/固定できる防滴バックパックも54%オフの5,060円でMakuakeにおいて予約販売している。

Makuakeで予約販売する防滴バックパック