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飛沫やウィルス対策機能付き、安心して話し合えるコクヨの会議テーブル

会議テーブル「エアトリーブ W4800タイプ」

コクヨは、オフィスの会議シーンで生じる飛沫や呼気を吸引し、室内への飛沫の拡散を防止する会議テーブル「エアトリーブ W4800タイプ」の受注を12月より開始する。

天板下に電子式集塵フィルター内蔵の空気清浄ユニットを搭載した会議テーブル。

天板中央の吸引部から毎秒2.5mの風の流れを発生させることで、会話で生じる飛沫や呼気を吸い込み、室内への飛沫の拡散を防ぐとする。電子式集塵フィルターは、ウイルスの粒径と同等の0.08μmを除去する能力を備え、会議室の空気を清浄に保つという。

さらに空気清浄ユニットが毎分15m3(ユニット1台あたり)の風量で、空気をろ過する。そのため、室内の衛生面での安心感を与えるという。なお「W4800タイプ」の場合は、空気清浄ユニットを4台内蔵する。

デスク中央に飛沫などを吸引する吸入口を配置
吸入口
飛沫などを吸い込み、天板下の空気清浄ユニットで空気をろ過する

同社によれば「新型コロナウイルスの感染症の影響で急速に進んだ在宅勤務のワークスタイルは、企業やワーカーから前向きに受け入れられる」という。その一方で「社員同士の気軽な雑談や相談、お客様との商談や社内での重要な意思決定を伴う会議など、これまでオフィス内の個室を利用して当たり前に行なわれていたフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは行ないにくくなって」いるという新たな問題が顕在化している。

そうしたニューノーマルな働き方に合わせた製品として、今回、会話で生じる飛沫や呼気を吸い込み、室内への飛沫の拡散を防止する会議テーブル「エアトリーブ」を開発した。