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業界初6枚刃で30%早剃り、肌に優しいシェーバー。マクセルイズミ

ハイエンドシリーズの6枚刃「IZF-V950-S」(シルバー)

マクセルは、IZUMI(イズミ)ブランドの電気シェーバー新製品として、業界初となる6枚刃モデルを含む「Vシリーズ」を発表。ハイエンド/グルーミング/ソリッドシリーズの全10機種を8月28日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,980円~24,800円前後。製造はマクセルイズミ。

左から「IZF-V990-N」(6枚刃、洗浄器付き)、「IZF-V750-A」(4枚刃)、「IZF-V570-R」(5枚刃)

「ハイエンドシリーズ」で採用した業界初となる6枚刃シェーバーは、ヒゲが濃い人の「早くきれいに剃りたい」「肌に優しいシェーバーが欲しい」という要望を受けて開発したというモデル。店頭予想価格は、洗浄器付きで6枚刃の「IZF-V990-N」(ゴールド)が24,800円前後、洗浄器無しモデルは6枚刃の「IZF-V950-S」(シルバー)が19,800円前後。4枚刃のモデル「IZF-V930-K」(ブラック)は、12,800円前後。

「グルーミングシリーズ」は、ヒゲを整えるグルーミングトリマーを搭載。お風呂剃りにも適したデザインを採用している。「IZF-V750-A」(アクア)と「IZF-V750-S」(シルバー)の2色で、店頭予想価格は7,980円前後。

スタンダードモデルの「ソリッドシリーズ」は、持ちやすく手になじむスリムなデザインを採用。店頭予想価格は、5枚刃の「IZF-V570-R」(レッド)と「IZF-V570-N」(ゴールド)が各8,980円前後、4枚刃の「IZF-V550-A」(ブルー)と「IZF-V550-S」(シルバー)が5,980円前後、3枚刃の「IZF-V530-K」(ブラック)が3,980円前後。

ハイエンドシリーズ
グルーミングシリーズ
ソリッドシリーズ

ハイエンドシリーズ

業界初となる6枚刃を搭載したモデル。従来の5枚刃モデルシェーバー(IZF-V999)と比べ、6枚の刃が肌を包み込むように立体的にフィットするという「3D フィットヘッド」を採用。早剃り性を約30%向上、肌への負担を約17%軽減したという。

6枚刃の構成

外刃内刃一体型の4枚の刃に加え、クセヒゲや長いヒゲをとらえるアクティブキャッチトリマー2枚を備えた構成。計6枚を前後シンメトリーに配置している。

ヘッドの動きは従来モデルと同じ左右で、前後には可動しないが、6枚刃の動きで前後の凹凸をカバーし、鼻の下なども剃りやすいという。

6枚刃と新ヘッドで肌にフィット

外刃と内刃には高耐久ステンレスを採用して切れ味を持続。一番外側と内側の刃にはチタンコーティングを施し、表面の凹凸を滑らかにして肌への密着性を高めている。替刃は3年間交換不要だという。

バッテリーは従来モデルと同容量で、約4週間充電不要としている。電源は充電/交流式で、防水仕様。充電時間は2時間。

「IZF-V990-N」(ゴールド/左)のみ洗浄器付き。中央が6枚刃の「IZF-V950-S」(シルバー)、右が4枚刃の「IZF-V930-K」(ブラック)

グルーミングシリーズ

1mm単位でヒゲをスタイリングできるグルーミングトリマー&コームを装備したモデル。肌に当てやすく、ヒゲを誘い込みやすいコーム形状で、ヒゲをスタイリングできるという。コームの高さは2~5mmの範囲で、片手で調整可能。

グルーミングシリーズ
コームの高さ調整が片手でできる

米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)ミルスペックに準拠した防水性・耐久性を備え、お風呂で使用可能。濡れた手でも落としにくいラバーグリップを採用する。落下時や持ち運び時に外れることを防ぐ、堅牢なロックレバー付キャップを同梱する。

ロックレバー付きキャップを同梱

約4週間充電不要で使えて、充電時間は2時間。充電式で、コンセントをつないだ状態での交流式には対応しない。

グルーミングシリーズの特徴

ソリッドシリーズ

5枚刃、4枚刃、3枚刃を用意するスタンダードモデルで、握りやすく手になじみやすいグリップ感や軽さなど、持ちやすいデザインを追求。

ソリッドシリーズの5枚刃「IZF-V570-R」

5枚刃/4枚刃は充電と交流式に対応し、約4週間充電不要で使える。充電時間は2時間。3枚刃は充電式で、約8日間使用可能。充電は8時間。いずれも防水仕様。

ソリッドシリーズ

マクセルイズミが製造、マクセルが販売。4~6月は台数シェア3位に

今回のモデルについて製造はマクセルイズミが、販売はマクセルが行なう。マクセル執行役員で、4月からマクセルイズミの社長を務めている乘松幸示氏は、これまでの歴史を振り返りながら新モデルの特徴を説明した。

マクセルイズミ社長の乘松幸示氏

1956年から電気カミソリ刃の製造を開始、以前はOEM供給を中心に展開してきた泉精器(現在のマクセルイズミ)は、2009年にイズミブランドとして電気シェーバー事業へ本格参入。マクセルグループとなった現在は2020年4~6月の国内市場台数シェアで3位(14%)を獲得したという。

新モデルの6枚刃について乘松氏は「単に6枚刃というだけでなく、これまで感じられなかったような肌に吸い付く感覚で、短時間でシェービングできる」とし、「今回の新製品を機に、シェーバーと言えばイズミといわれるような、満足と信頼を得られるように邁進する」と述べた。

イズミのシェーバーの台数シェア推移