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新ホットクックはユーザー投稿レシピを自動調理。ローストビーフもより手軽に

ヘルシオ ホットクック KN-HW24F

シャープは、自動無水鍋「ヘルシオ ホットクック」のユーザー投稿レシピをダウンロードできる新モデルを9月中旬に発売する。容量2.4Lの「KN-HW24F」、同1.6Lの「KN-HW16F」をラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に70,000円前後、60,000円前後。

水を使わず、食材に含まれる水分を活用する「無水調理」ができる自動調理鍋。公式ファンコミュニティ「ホットクック部」に投稿されたユーザー考案レシピを本体にダウンロードし、自動調理できるようになった。これまで推奨されていなかったジッパー付き食品保存袋を使用した低温調理にも対応する。

「ホットクック部」に投稿された中から、人気や作りやすさを考慮して選ばれた12メニューのレシピが自動調理に対応。ユーザーレシピは加熱時間などを手動で設定する必要があったが、自動で手軽に作れるようになったという。レシピは同社のレシピサービス「COCORO KITCHEN」からダウンロード可能。今後、対応機種やメニューを順次拡大予定としている。

ユーザー投稿レシピの中から12メニューが自動調理に対応

ジッパー付き食品保存袋を使用した低温調理も可能となった新モデル。これまで内なべに保存袋を入れて調理する方法は、袋が浮き上がって蒸気口を塞いでしまい吹きこぼれる恐れがあったことから推奨されていなかった。新モデルは、付属の蒸しトレイを袋の上に乗せて使用することで浮き上がりを抑えられるため、ローストビーフやサラダチキンなどの本格的な低温調理ができるようになったとしている。

食品を入れたジッパー付き保存袋の上に蒸しトレイを乗せることで低温調理が可能に
ローストビーフも手軽に作れる

内なべには新たにフッ素コート加工を施した。これにより、こびりつきやすかった焼き物もクッキングシートを敷かずに調理できるという。フッ素コートの内なべは、従来機でも使用できるよう別売品として販売する。

スマートライフアプリ「COCORO HOME」に対応し、スーパーの特売情報が本体へ届く。情報が届いたときは本体の「聞いて」キーが点滅し、キーを押すと発話して知らせる。お気に入りのスーパーを最大5店舗登録できるほか、「COCOROKITCHEN」の買い物メモに食品を登録しておけば、その食品の特売情報を優先的に知らせるという。

内なべはフッ素コート加工により手入れしやすくなった

このほか予約調理に対応したメニューを拡充。「ごはん」「鶏と大根の煮物」「牛肉の赤ワイン煮」など、朝にセットして帰宅時にできたてを食べられるメニューを12種類追加した。

容量2.4L「KN-HW24F」の本体サイズは、395×305×249mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.1kg。定格消費電力は800W。容量1.6L「KN-HW16F」の本体サイズは、364×283×232mm(同)。重量は約5.2kg。定格消費電力は600W。いずれも電源コード長は約1.4m。蒸しトレイ、メニュー集が付属する。本体カラーはレッド系、ホワイト系。

容量2.4L/1.6Lタイプともにレッド系、ホワイト系の2色を用意