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野菜栽培に必要なデータを収集、水やりや収穫タイミングを知らせるアグリセンサー

アグリセンサー「grow CONNECT」

プランティオは、野菜栽培に必要な6つのセンサーを搭載したアグリセンサー「grow CONNECT」をMakuakeで予約販売開始した。価格は29,800円だが、マクアケでは15%オフの25,330円(いずれも税込)で購入できる。商品の発送は2021年2月を予定。製品には、野菜のタネを2種類同梱する。

「grow CONNECT」と、2種の野菜のタネ、土とプランターがセットになった「コンポストセット」
生ゴミを自然の微生物の力で堆肥に変えるコンポストでは、プランターの土を入れ替えながら、野菜栽培をずっと続けられるという

日照センサー/外気温センサー/外湿度センサー/土壌温度センサー/土壌水分量センサー/超広角カメラを内蔵。

野菜のタネを蒔き、本機をプランターに挿して、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンと連携させて使う。アプリに、野菜の種類とタネを蒔いた日を登録すると、「grow CONNECT」の6つのセンサーからデータ測定が始まるという。

日照センサーや外気温センサー、土壌温度センサー、超広角カメラなどを内蔵

内蔵の各種センサーで取得したデータを蓄積していき、AIが解析。例えば「○日後に芽が出そうです」といった通知が、スマートフォン上に届けられるという。また、ユーザーが育てている野菜に応じて、水やりのタイミング、栽培アドバイス、食べごろなどを通知する。

それらのアドバイスに従って手入れをしていけば、初心者でも上手に野菜を栽培できるとする。

アプリ画面

こうしたアドバイスの精度は、ユーザーが増えるほどに的確になっていくという。

同品には、野菜栽培オペレーティングシステム「grow OS」を採用。Crowd(群衆)から、インターネット上のクラウドにアップロードされたデータを、位置情報や天候情報と掛け合わせ、AIが解析する。そのうえで、ユーザーが野菜を栽培する位置情報に合った、栽培スケジュールを予測。ユーザーが増えるほど、進化するAIなのだという。

本体は、防水性を備える。Wi-FiやBluetooth 4.0に対応。内蔵バッテリーで2カ月間動作する。専用アプリの対応OSは、iOS 11.0以降またはAndroid 4.4以降。