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手に着けて体温上昇を防ぐ、シャープ蓄冷材採用のデサント製グローブ発売
2020年6月19日 17:42
デサントジャパンは、シャープの蓄冷材を使った、デサント(DESCENTE)ブランドのグローブ型クーリングアイテム「CORE COOLER(コアクーラー) DAT-9000」を一般販売開始した。グローブ2個(両手用)、蓄冷材2個入りのセットで価格は3,600円。
公式通販サイト「デサントストア」や「DESCENTE STATION(デサントステーション)」のほか、生活雑貨専門店ロフト(一部店舗)では限定カラー(グレー)の展開で先行発売し、その後は順次スポーツチェーン店などで発売する。
シャープ、デサントジャパン、ウィンゲートの3社が共同開発したグローブ型暑熱対策アイテム。あらかじめ冷凍庫や氷水で適温に冷やしたシャープ独自の「TEKION」蓄冷材で手のひらを冷やすことで、深部体温の上昇を抑制し、クーリング効果が得られる点が特徴。既報の通り、クラウドファンディングのMakuakeで4月に先行販売されていた。
グローブ型のため、蓄冷材を握り続ける必要がなく、物を掴むといった手の操作性が妨げられにくいとしている。スポーツ観戦中や出勤、買い物など、日常の外出時など、様々なシーンで活躍するという。
サイズはフリーで、カラーはブルー、レッド、ブラック、グレー(ロフト限定)の4色。
シャープ独自開発の「TEKION」蓄冷材は、液晶材料研究で培った技術を応用したもの。「-24℃~+28℃で融け始める氷の状態で蓄冷できる」点が特徴。シャープの社内ベンチャー「TEKION LAB(テキオンラボ)」を中心に、商品やサービスの提供を行なっている。