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トイレ使用状況から高齢者を見守る、LIXILグループのIoTサービス「OMU」
2020年6月17日 08:00
LIXILグループのNITTO CERAは、高齢家族のトイレタンクに置くだけで、遠隔からでもトイレの使用状況を把握できる見守りサービス「OMU」の支援募集を、クラウドファンディングサイトのMakuakeで開始した。
価格は本体と6カ月間の使用料を合わせて、16,350円(税込)を想定。6月16日時点では、Makuakeにおいて40%オフの9,810円(同)で購入可能(先着30名限定)。
9月13日までに支援目標金額200万円が達成された場合には、2021年の1月末までに、製品が発送される。
OMU本体をトイレタンクに設置すると、あらかじめ登録されたスマートフォンで、トイレの使用状況を把握できるサービス。遠くに住む高齢家族のトイレに設置すれば、高齢家族がいつも通りの生活を送っているかが分かるという。
トイレの手洗い用の水が流れ、本体上部に空いた穴に水が通るのを検知する仕組みで、OMU本体が検知したデータは、利用者のスマートフォンにBluetoothを介して転送されたあと、クラウドにデータが蓄積されていく。同データは、利用者以外の、あらかじめ登録したスマートフォンでも確認できるという。
もしトイレの使用頻度が通常よりも多い、または使われていない場合は、アラート通知が送られる。
Bluetooth内蔵の「MaBeee みまもり電池」で知られるノバルスと共同で開発。OMUは、LIXILグループの水回り製品の知見と、ノバルスが持つ給電・通信技術で実現したシステムだという。