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ガーミン、スマホで使える後方レーダーを搭載した自転車用テールライト

テールライトにミリ波レーダーを内蔵

ガーミンジャパンは、サイクリング用ミリ波レーダーを内蔵したテールライト「Varia(ヴァリア) RTL515リアビューレーダー」を、6月18日に発売する。またライト非搭載の「Varia RVR315リアビューレーダー」もラインナップ。価格は順に23,800円、16,800円。6月11日より同社のウェブサイトで予約を開始する。

Varia RTL515リアビューレーダー
Varia RVR315リアビューレーダー

ミリ波レーダー技術を採用した自転車用リアビューレーダー。専用のデバイスがなくてもスマートフォンとBluetooth接続し、「Varia アプリ」で高精度なレーダー機能を手軽に使えるようになった点を特徴とする。

「Varia RTL515リアビューレーダー」は、最大140m後方から接近する車両を、アプリ上でのアラートとテールライトの点滅パターンの変化で、ライダーとドライバー双方に知らせるレーダー機能を搭載。テールライトのデイフラッシュは最大1.6km離れた地点から視認できるほど明るく、ライダーの存在をドライバーにいち早く知らせられるという。「Varia アプリ」使用時、GPSアプリと連携して、地図にリアビューレーダーアラートをオーバーレイすることも可能としている。

「Varia アプリ」の画面

USB充電式で、稼働時間は点灯モードで最長約6時間、デイフラッシュの点滅モードで16時間。またグループライド時に、後方ライダーを考慮した減光パターンの点滅モード「プロトンモード」も新たに搭載する。

シートポストに垂直にマウントできる縦型デザインのため、ペダリングを妨げにくく、取り付けた状態もスマートな見た目としている。マウントキットは、D形状のシートポスト用のシムを新たに追加し、既存のシムとあわせて様々な形状のシートポストに対応可能。

「Varia RTL515リアビューレーダー」の本体サイズは、39.6×19.7×98.6mm(幅×奥行き×高さ)、重さ71g。「Varia RVR315リアビューレーダー」は40×20×72mm(同)、重さ51gで、稼働時間は最大7時間。いずれもIPX7相当の防水性能を備える。

縦型デザインでスマート