ニュース

貝印、モリブデンバナジウム鋼の包丁「関孫六」に、左利き用の出刃包丁など3種

「関孫六 金寿ステンレス」シリーズ(写真は「出刃包丁 150mm左利き用」)

貝印は、ステンレスを使用した和包丁の上位ライン「関孫六 金寿ステンレス」シリーズから、「出刃包丁 150mm左利き用」、「刺身包丁 210mm左利き用」、「菜切包丁 165mm」の3種を発売した。価格は順に7,500円、7,500円、4,500円。

「関孫六」は、美濃国・関(現在の岐阜県関市)の刀剣作りの信念を受け継ぎ、その切れ味を現代に伝えるというシリーズ。「関孫六 金寿ステンレス」は、鋼に近い固さを持つステンレス素材「モリブデンバナジウム鋼」を採用し、鋭い切れ味と耐久性を持ち合わせているという。

刃付けは、水をかけながら摩擦による熱を発生させない繊細な湿式刃付けという製法を採用。目の細かい砥石で1丁ずつ職人が行なっているという。

ハンドル部には、天然木を特殊加工した積層強化木を採用し、木の風合いを活かしつつ水に強く強度に優れた素材だとする。また伝統的な八角ハンドルから派生した形状で、握りやすく安全に使えるという。

関孫六 金寿ステンレスシリーズの主な特徴

「出刃包丁 150mm左利き用(AK1122)」は、和包丁で最も浸透している出刃包丁。新たに左利き用がシリーズに加わった。本体サイズは280×54×21mm(全長×刃幅×柄の高さ)。重さは242g。

「刺身包丁 210mm左利き用(AK1123)」は、刺身を切ることに適しており、両刃に比べ食材の断面が美しく仕上がるという。今回は、左利き用がラインナップされた。本体サイズは345×33×20mm(同)。重さは145g。

「菜切包丁 165mm(AK1121)」は、刃体がまっすぐで、まな板に対して垂直に扱えるため、野菜を切り刻むのに最適な包丁。本体サイズは305×49×20mm(同)。重さは189g。

出刃包丁 150mm左利き用(AK1122)
刺身包丁 210mm左利き用(AK1123)
菜切包丁 165mm(AK1121)