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自分で部品交換修理もできる、トイレ音消し機能付き洗浄便座
2020年5月20日 15:02
Detoは、「音消し機能付き便座(擬音装置付き便座 DW-312)」の一般販売を開始した。価格は38,000円。
DW-312は、音消し機能(擬音装置)を備えた貯湯式温水洗浄便座。トイレの音が気になる際、音消しのための音を出せるため、ムダな流水を防げる点が特徴。音消し用の擬音は、「流水音/川のせせらぎと鳥のさえずり/虫の鳴き声」の3種類を搭載している。
大きな特徴は、パーツが細かく分かれており、壊れたパーツごとに外して修理できる点。使用頻度の高い操作パネル・ノズル・便座の蓋なども簡単に交換ができ、取り付けの際も簡単な工具で行なえるとする。
例えば「子供がトイレで遊んでいたら、便座の蓋に乗って割ってしまった」といった場合には、便座の蓋のみを注文すれば、自宅でパーツ交換が可能だという。
誤操作防止、節電機能の管理モードを搭載。おしり洗浄ノズルはステンレス製を採用。セルフクリーニング機能も備える。4カ国語の使用方法ラベル付き。
本機は、元々パブリック向け商品として今年2月末に販売をスタートし、コンビニ、飲食店などで導入されている温水洗浄便座。
在宅で仕事をする機会が増えている今、同社は「トイレの音が夫婦トラブルの火種となりかねない」と説明。一方で音を消すために水を流すと、その分だけ水を使ってしまうことにつながる。
同社によれば、年間でトイレの洗浄にかかる水の量を比較すると、音消し機能ありとなしの水の量の差は、37,376Lになるという。「トイレ環境を見直しが家計・家族を助けることにつながるかもしれない」として、一般家庭用に発売する。
本体サイズは、473×535×149mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.8kg。給水は水道直結方式、使用圧力は0.069~0.735MPa。ヒーター容量は50W。カラーはホワイト。