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熱中症にかかった人の3割以上が室内。ダイキンが5~6月のエアコン試運転を推奨

スイッチオン! キャンペーン

ダイキンは、夏本番前にエアコンの試運転を推奨する「スイッチオン! キャンペーン」を実施中。本格的にエアコンを使い始める7月になると、メーカーへ修理や買い替えの依頼が集中し、対応に時間がかかる場合があることから、5月~6月前半に試運転をすることを提案している。

同社が提示する試運転の方法は、まず運転モードを「冷房」にして、最低温度(16~18℃)で約10分運転する。冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプが点滅していないかを確認。さらに30分ほど運転し、室内機から水漏れがないか、異音や異臭がしないかを確かめる。

冷房モードの最低温度で約10分運転する
冷風が出ているか、異常ランプが点滅していないか確認
さらに30分運転し水漏れや異音、異臭がないか確認する

同社の調査によると、過去に熱中症を経験した人の34%が、室内で熱中症にかかったという。また、平成30年夏期の熱中症死亡者(屋内)のうち、75.7%はクーラーを使用していなかったというデータがあるとしている(東京都福祉保健局「平成30年夏期の熱中症死亡者(屋内)のクーラー使用状況」より)。

新型コロナウイルスの感染拡大により、例年より自宅で過ごす時間が長くなっている中、「いざエアコンを使おうとしたら故障していた」となる前にエアコンの試運転をすることで、より多くの人が夏を快適に過ごせるよう、空調メーカーとして啓蒙に取り組んでいくとしている。