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東芝、肌の水分量を99%保持できる「無風感冷房」搭載のエアコン「大清快」

ルームエアコン「大清快 DTシリーズ」

東芝ライフスタイルは、 ルームエアコン「大清快」の新モデルとして、コンパクトで無風感冷房を搭載した「DTシリーズ」5機種を、4月下旬に発売する。適用畳数6畳「RAS-G221DT」~18畳「RAS-G562DT」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万~21万円前後(税抜)。

室内機高さ250mmとコンパクト設計ながら、 高い省エネ性を実現したIoT対応ルームエアコン。冷房時にしっかり冷やしながらも風を感じにくい「無風感冷房」が特徴で、冷えすぎを抑えるという。吹出口上部に小さな穴がたくさん空いたルーバーを備えており、風がこの穴を通ることで細断され、細かな噴流になるという。これにより、体に当たっていることを感じにくい「無風感」を作り出すとしている。

無風感冷房は、同社2019年モデルに初搭載。今回新たに、冷風による体の冷えすぎを抑える効果に加え、肌の乾燥を軽減する効果を検証した。その結果、無風感冷房の環境下では試験開始時の肌水分量を99%以上保持できていることを確認できたとする。

しっかり冷やしながらも風を感じにくい「無風感冷房」が特徴
吹出口上部に小さな穴がたくさん空いたルーバーを備えており、風がこの穴を通ることで細断され、細かな噴流になる

室内機は高さ250mmとコンパクト設計で、大きな窓の上などスペースが限られる住環境でも据付可能。エアコンの接地面積が限られる近年の住環境を考慮し、室内機も室外機もコンパクトサイズを重視している。室外機は、熱耐性の高い部品を採用し、外気温48℃でも冷房運転可能。

さらに熱交換器設計や制御設計の見直し、新型コンプレッサー採用などにより運転効率が向上。コンパクトな室内機ながら、高い省エネ性能を実現した。適用畳数14畳「RAS-G402DT」の場合で、APF 5.6、省エネ基準達成率114%としている。

無線LAN内蔵なため、外出先からスマートフォンで操作可能。スマートスピーカー(Amazon Alexa、Google アシスタント搭載機種)にも対応し、手が離せない料理中やリモコンの所在が分からない際も音声でエアコンを操作できる。

室内機は高さ250mmで、大きな窓の上などスペースが限られる住環境でも据付可能

このほか、体表温度や壁・床などの熱を測定して運転を全自動コントロールする「AI温冷熱」を搭載。冷房時は人の快適度に応じて「無風感冷房」にも自動で切り替える。暖房時は足元をセンサーが検知し、温風を届ける「足元ねらって暖房」で、冷えやすい足元から暖める。

内部の清潔性にもこだわり、室内機の熱交換器を結露水で自動洗浄できる「1リットル洗浄」、ウイルスを抑制しカビやPM2.5などを除去できる「プラズマ空清」、「フィルター自動お掃除機能」などを備える。

本体サイズは共通で、室内機が798×352×250mm(幅×奥行き×高さ)、室外機が780×290×550mm(同)。

内部の清潔性にもこだわっている

また、無風感冷房に加えて新たにIoT機能を搭載した「大清快 Rシリーズ」5機種も、5月下旬に発売する。適用畳数6畳「RAS-G221R」~18畳「RAS-G562R」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万~16万円前後(税抜)。

大清快 Rシリーズ