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カシオ、電子辞書「エクスワード」に英語学習コンテンツを強化した高校生モデルなど13機種

 カシオ計算機は、電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズの新製品13機種を、1月24日より順次発売する。英語コンテンツを強化した高校生向けなど学生モデル4機種、生活・ビジネスモデル3機種、ドイツ語や中国語などの専門辞書を収録した外国語モデル5機種、理数系の学習に役立つ理化学モデル1機種をラインナップ。価格はオープンプライス。販売予想価格は35,000円~70,000円前後(税込)。

エクスワード 高校生モデル「XD-SX4800」

 年間販売台数No.1を誇る電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズの新製品。いずれの製品も、EX-wordシリーズでは初めてのWi-Fi対応モデルとなっており、あらかじめ収録されているコンテンツに加え、別売の語学コンテンツなどをダウンロードして追加できる。今年7月には、生きた英語を学べる「CNN ENGLISH EXPRESS Work Sheet」を無料で追加できるダウンロード配信サービスを実施予定だとしている。

 またディスプレイ画面上のクイックパレットに、言葉のネイティブ発音が聞ける音声ボタンを備える。ほかにも、調べた回数がわかる「検索回数表示」に対応した英語コンテンツを拡充するなど、使いやすさを向上させたという。

 高校生モデル「XD-SX4800」は、英文法を学べる学習書「総合英語 Evergreen」などを収録し、英語コンテンツを強化したという。さらに英語検定対策の「GTEC 過去問題集」「英検 過去6回全問題集」など、220コンテンツを収録。

ネイティブ発音を再生できる、クイックパレットの「音声」ボタン
検索回数表示に対応したコンテンツを拡充

 学生モデルは、4機種を用意。小・中学生モデルのコンテンツ数は220で、カラーはホワイトとグリーン。販売予想価格は44,000円前後。高校生モデルは3機種をラインナップしており、「XD-SX4800」のコンテンツ数は220、カラーはホワイト/ブラック/グリーン/ブルー/オレンジ、販売予想価格は45,000円前後。よりハイレベルな英語学習ができる「XD-SX4900」のコンテンツ数は240、カラーはホワイト/ブラック/グリーン、販売予想価格は50,000円前後。エントリーモデルの「XD-SX4200」のコンテンツ数は60、カラーはホワイト、販売予想価格は35,000円前後。

 生活・ビジネスモデルは3機種を用意。プロフェッショナルモデルのコンテンツ数は200、カラーはブラック&ブラウン、販売予想価格は70,000円前後。ビジネスモデルのコンテンツ数は200で、カラーはダークブルー/ライトブラウン/ピンクゴールド。販売予想価格は46,000円前後。生活・教養モデルのコンテンツ数は160、カラーはブラック/シャンパンゴールド/レッド、販売予想価格は43,000円前後。

 外国語モデルは5機種を用意。 「英・独・仏・中」モデル4機種は、それぞれの専門辞書を収録しており、ネイティブ発音に対応している。コンテンツ数は67~200。販売予想価格はすべて55,000円前後。外国語ベースモデルは、別売の外国語ダウンロードコンテンツを追加して、カスタマイズするためのベースモデル。販売予想価格は44,000円前後。

 理化学モデルは、「理化学英和辞典」「岩波 理化学辞典 第5版」など、200のコンテンツを収録。販売予想価格は55,000円前後。

 いずれも本体サイズは157.5×101×18.4mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約290g。電源は単三形電池2本使用。無線LANは、IEEE802.11b/g/n 2.4GHzに対応。液晶表示は5.2インチで、864×480ドットのフルワイドVGAカラー液晶。5.7インチのタッチパネルを搭載する。メモリーは内蔵約500MB、microSDHCメモリーカード(別売)。