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シャープ、タブレットのように使えるカラー電子辞書「中学生モデル」「生活・教養モデル」
2019年9月27日 06:10
シャープは、5.5型液晶を搭載したカラー電子辞書「Brain(ブレーン)」の中学生モデル「PW-AJ2」、生活・教養モデル「PW-AA2」の2機種を、10月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はどちらも34,000円前後(税抜)。
画面部分が360度回転し、タブレットのように利用できる電子辞書。片手でも持ちやすいため、付属のタッチペンを活用し、通学・通勤中の学習や暗記に便利。またリチウムイオン電池を内蔵した充電式を採用することで、乾電池を不要とする。
中学生モデルは、英語学習で大切な4技能「聞く・話す・読む・書く」を鍛えるコンテンツを搭載。
「聞く」力をつける「リトルチャロ(NHKエデュケーショナル)」、「話す」力をつける「ATR CALL for Brain(ATR Learning Technology)」、「読む」力をつける「Oxford Bookworms(オックスフォード大学出版局)」、「書く」力をつける「英作ボード」は、新たに収録した「ABOUT ME FOR STUDENTS(アスク出版)」を搭載する。
作った英文を聞き比べられるスピーキング機能を新たに搭載。作成した英文を合成音声で確認し、録音した自分の発音と比較できるため、英検のライティング対策のほか、面接などのスピーチ対策にも役立つという。このほか、英検受験に役立つ情報と過去問題集を収録し、初めての受験もしっかりサポートするとしている。
外出先でも楽しみながら使える「旅ノート機能」を搭載PW-AA2
生活・教養モデル「PW-AA2」は、アクティブに趣味を楽しみたい中高年層向けのコンテンツを充実させた点が特徴。初めてでも簡単に句作できるコツを具体的に学べる「夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業(PHP研究所)」、山歩きなどに使える動植物図鑑、海外旅行先で使える9カ国の旅行会話集などを用意した。
新搭載の「旅ノート」機能は、外出先での思い出や出来事をメモして楽しむことができるという。このほか、「俳句」「図鑑」「旅行」それぞれに適した記録用の入力フォームを数多く収録。ボタンひとつで役立つコンテンツにアクセスできるとしている。
文字が太くて見やすいキーボード入力、50音ソフトキーボード、手書き入力を搭載し、操作性に配慮した。
いずれも本体サイズは、152.4×94.5×17.9mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約265g。満充電時の使用時間は約130時間。液晶はタッチパネル機能を搭載し、5.5インチで854×480ドットのWVGA＋カラー液晶。64GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応し、内蔵メモリーは約500MB。