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ラドンナ、見た目だけじゃない、火力も十分な電気鍋など新製品3機種
2019年11月26日 19:19
ラドンナは、レトロクラシックなデザインが特徴のキッチン家電「Toffy(トフィー)」シリーズの新製品発表会を開催した。12月6日発売の「Toffy 遠赤ヒーターオーブントースター」、11月27日発売「Toffy オーブントースター」の新色・アンティークレッド、2020年1月発売の「Toffy 卓上電気こんろ」、2020年1月9日発売の「Toffy 電気グリル鍋」の4機種を発表。価格は順に5,500円、12,000円、4,000円、5,000円(いずれも税抜)。
同時に、手動でハンドルを回してベジタブルヌードルを作れる新製品「Toffy 3WAY ベジタブルクイックスライサー」(2020年1月下旬発売)や、「Toffy ハンディチョッパー」の新色・シェルピンク(2019年12月13日発売)も発表された。価格は順に2,500円、1,400円(いずれも税抜)。
人気のトースターに横型登場、縦型トースターに新色も
「Toffy 遠赤ヒーターオーブントースター」は、食パンを2枚焼ける横型のオーブントースター。庫内上部に遠赤外線ヒーターを搭載しているため、焼きムラを抑えて外はこんがり、中はふんわり焼き上げられるとする。
運転切替は900/540/360Wの3段階。最長15分までのタイマー設定が可能。いずれも本体下部のダイヤルで操作する。タイマー機能は単独でも使用できるため、食材を予熱で調理する際に便利だとしている。
本体サイズは約310×245×220mm(幅×奥行き×高さ)。電源コード長は約1m。トレイ、レシピブックが付属する。本体カラーはペールアクア、アッシュホワイト。
また縦型の「Toffy オーブントースター」に新色・アンティークレッドが追加された。コンパクトサイズで省スペースながら、2段構造のため食パンを2枚焼いたり、上下段で異なる調理ができるとする。
一人暮らしに最適な卓上電気こんろ
「Toffy 卓上電気こんろ」は、電熱線で鍋を加熱する電気こんろ。IHではないため、土鍋やアルミ鍋など調理器具を選ばずに使用できる。
火力は800/400Wで設定可能。400Wの際は、電熱線があたたまる範囲を内側/外側で切り替えられる。
五徳に収納可能な鍋受けが付いており、ケトルなど直径の小さな調理器具は鍋受けを開いて、大きな鍋は鍋受けを収納して使用する。
本体サイズは、約280×234×98mm(幅×奥行き×高さ)。電源コード長は約1m。本体カラーはペールアクア、アッシュホワイト、シェルピンク。
チーズフォンデュや2色鍋が楽しめる、容量3.5Lの電気鍋
「Toffy 電気グリル鍋」は、容量3.5Lの電気鍋。チーズフォンデュや2色鍋ができる内鍋と、21穴たこ焼きプレート、料理が見やすいガラス蓋を備える。火鍋やアクアパッツァなどを作れるレシピブックが付属する。
運転モードは、HI/MED/WARM/OFFで無段階調整できる。温度は240℃~保温。
鍋、内鍋、たこ焼きプレートにはフッ素加工が施されている。電源コードにはマグネットプラグを採用しており、コードに足がひっかかった際にも抜けやすく、安全だという。
2020年春頃に、サムギョプサルやジンギスカンを楽しめる焼肉プレートを発売予定。価格は3,500円(税抜)。
本体サイズは、約340×294×183mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.3kg。電源コード長は約1.8m。消費電力は1,200W。本体カラーはペールアクア、アッシュホワイト。
アクアパッツァの実演は、火力と手軽さに驚き
発表会では電気グリル鍋を使用して、フードスタイリストのいのうえ 陽子氏によるアクアパッツァの調理実演も行なわれた。
あらかじめ熱しておいた鍋にオリーブオイルを引き、塩を振った魚を並べる。するとジューッと音がして、火力の強さに驚いた。そのまま魚の両面に焼き色を付け、アサリやトマトなどの具材と白ワインを入れ、蓋をして加熱。調理の手順は以上だという。
約5分加熱すると、ガラス蓋から見えるくらいにブクブクと沸騰していた。電気鍋にありがちな、一部だけ沸騰するといったことはなく、全体が均一にしっかりと沸騰しており、本機の火力が十分だということがわかる。
またアクアパッツァと聞くと、おしゃれだけど難しそうなイメージがあったが、下処理と加熱を除くと調理にかかった時間はわずか5分。これなら気軽にチャレンジできそうだ。
いのうえ氏は「アクアパッツァは、オリーブオイルと白ワインを最後にしっかり沸騰させて、乳化させることが大事です。トフィーの電気鍋は火力が強いので、乳化の工程も問題なく行なえます。
電気鍋だと、ダイニングテーブルで家族と一緒に、楽しみながら料理を作れるのがいいですね」と話した。
また、ラドンナ 代表取締役社長の田村 淳也氏は「Toffy(トフィー)」シリーズについて、「1950年代をイメージした、レトロクラシックで親しみのあるデザインを採用しております。トフィーシリーズでは、多岐に渡る商品を同一のカラーバリエーションで販売しており、シリーズで揃えることでキッチンに統一感が生まれます。
またお求めやすい価格でありながら、デザインや機能にこだわった製品は、若い女性だけでなくアクティブシニア層にも需要があると感じています」と語った。