日本電機工業会(JEMA)は、民生用電気機器における2019年10月の国内出荷実績を発表した。出荷金額は、前年同月比3.8%減の1,465億円で、3カ月ぶりのマイナスとなった。
製品別の前年同月比と出荷額は、冷蔵庫は8.3%増の275億円で2カ月連続のプラス、洗濯機は7.3%増の232億円で16カ月連続のプラスとなったものの、ルームエアコンが16.6%減の272億円で3カ月ぶりのマイナスとなった。
JEMAによれば、9月の消費増税の反動や台風による影響もあり、ルームエアコンが大幅なマイナスとなったが、民生用電気機器全体では、消費増税後の反動は10月単月でみると僅かであったとしている。