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ビックカメラ、ダイキンの加湿空気清浄機に独自の節電機能を備えた限定モデル

 ビックカメラは、ダイキン製の加湿空気清浄機に「節電自動運転」機能を搭載した、ビックカメラグループ限定モデルを発売した。無線LAN内蔵の「MCK70WBK」と、スリムタワー型「MCK55WBK」の2機種をラインナップ。価格は順に60,800円、55,800円(税抜)。ビックカメラのほか、コジマの各店、オンラインストアにて販売される。

左から、無線LAN搭載タイプ「MCK70WBK」、スリムタワー型「MCK55WBK」

無線LAN内蔵でスマートスピーカーでも操作できる「MCK70WBK」

 無線LAN搭載タイプ「MCK70WBK」の適用床面積は31畳。クラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」を搭載したスマートスピーカーに対応する。音声操作により、手が離せない調理中や、席を立ちたくない食事中でも離れた場所から運転を切り替えられる。このほか、スマートフォンと接続することで、専用アプリで室内の空気の汚れ度合いや温湿度などを確認可能。

「MCK70WBK」ホワイト、ブラウン

 空気清浄機能では、生活空間における様々な有害物質を抑制するダイキン独自の「ツインストリーマ」を搭載。プラズマ放電の一種であるストリーマが高速電子を放出して、空気中の窒素や酸素と衝突・合体し、分解力を持つ分解素を生成する。これにより、花粉や排ガス、PM2.5、ニオイ、浮遊ウイルス、浮遊カビ菌などを、分解・抑制できるという。

 フィルターは、集じん性能が長持ちする「TAFUフィルター(静電フィルター)」を採用。撥水・撥油効果の高い繊維により、汚れが広がりにくいため、静電力が落ちにくく性能が低下しにくいという。従来の静電HEPAフィルターと比べて、10年後の集じん性能は約1.4倍アップを実現している。

花粉や排ガス、PM2.5、ニオイ、浮遊ウイルス、浮遊カビ菌などを分解・抑制

 ビックカメラモデルのオリジナル機能として「節電自動運転」を追加。4段階ある自動運転「しずか/弱/標準/強」のうち「標準」と「強」運転時に、ファンの回転数を下げることで、消費電力を最大約11%削減。空気清浄の効果はそのままで、電気代を抑えられるとする。

 8畳の部屋の空気を清浄するのに掛かる時間は約9分。最大加湿量は650ml/時で、加湿時の適用畳数は18畳。

 本体サイズは、395×287×600mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約12.5kg。消費電力は7~75W。本体カラーはホワイトとブラウンの2色。

スリムタワータイプ「MCK55WBK」

 スリムタワー型「MCK55WBK」の適用床面積は最大25畳。スクエアフォルムでさりげなく部屋に溶け込むという。

「MCK55WBK」ホワイト、ブラウン、ダークグレー

 ビックカメラモデルのオリジナル機能「節電自動運転」を搭載する。4段階ある自動運転「しずか/弱/標準/強」のうち「標準」と「強」運転時に、ファンの回転数を下げて消費電力を抑えるという。

 8畳の部屋の空気を清浄するのに掛かる時間は約11分。有害ガスやニオイを分解する「ストリーマユニット」も搭載する。また、加湿量500ml/時の加湿で、部屋の湿度をしっかりキープできるという。

 本体サイズは270×270×700mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9.5kg。消費電力は6~58W。カラーはホワイトとブラウンに加えて、2019年モデル限定色としてダークグレーを用意。