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ダイソン、細い髪やデリケートな頭皮に適した新ノズル付きヘアードライヤー
2019年9月4日 17:39
ダイソンは、「Dyson Supersonic Ionic(ダイソン スーパーソニック イオニック) ヘアードライヤー」に、細い髪やデリケートな頭皮向けのアタッチメントを追加した新モデルを、9月4日に公式オンラインストア、および直営店、百貨店で発売した。9月11日に、全国の家電量販店で販売を開始する。直販価格は48,600円(税込)。
小型ながらもパワフルな風が特徴のヘアードライヤー。送風方式に、取り込んだ空気を3倍に増幅させる「エアーマルチプライアー」を採用しており、高圧・高速気流で素早く髪を乾かせるという。ハンドル部にモーターを備えるため、ヘッドが軽く長時間使っていても疲れにくいとしている。
新モデルでは、細い髪やデリケートな頭皮向けのノズル「ジェントルエアーリング」が新たに付属する。通常の温風よりも20℃低く、やさしい風を生み出せる点が特徴で、低温ながら髪をすばやく乾かすという。
やわらかい低温風で頭皮ケアにも
会場には、モデルの西山 茉希さんと、スタイリストの朝日 光輝さんが登壇。新ノズル「ジェントルエアーリング」を使ったデモンストレーションが行なわれた。
朝日さんは新ノズルについて、「自分の美容室でもSupersonicを使っていますが、ジェントルエアーリングは本当に風がやわらかくなります。また低温風なので頭皮にも当てやすく、半乾きにしがちな頭皮もしっかり乾かせます。健康な髪に大事なのはやはり健康な頭皮なので、頭皮ケアをしたい男性などにも使ってもらいたいですね」とコメントした。
ジェントルエアーリングの風を浴びた西山さんは、「とにかくやわらかい風で、ドライヤーとは思えないですね。リラクゼーション気分を味わえます」と話した。
実際にジェントルエアーリング非装着時と、装着時の風を比べてみた。いずれも風速、風温は最大に設定。
リング非装着時はパワフルな風で、これまで使ってきたSupersonicと同等の印象だった。一方リングを装着すると明らかに風の質が変わり、丸みを帯びたようなやわらかい風になった。温度も低くなっており、手を近づけてもまったく熱くない。
これで本当に髪が乾くのか……? と思ったが、濡れている髪を、リングを装着したSupersonicで乾かしてみると、スルスルと髪が乾いていった。丸みのある風なため髪が細い筆者でも毛先が散らず、根元に風が届く。温風を頭皮に近づけても熱いと感じることなく、全体をしっかり乾かせた。
従来ノズルも再設計。よりブローがしやすい「ディフューザー/スタイリングコンセントレーター」
前モデルから付属している、パーマヘア向けの「ディフューザー」と、ブローに適した「スタイリングコンセントレーター」も再設計。
ディフューザーは突起部分が長くなり、髪の奥深くまでしっかり捉えられるようになった。均一に分散した風で、カールやパーマヘアをふんわりとブローする。スタイリングコンセントレーターは、エッジ部分をより広く薄くし、周りの髪を乱すことなく、ブローしたい箇所に、風圧の高い風を的確に送るという。
最大風量は2.4m3/分。風速は3段階、風温は4段階に調節可能。このほか、冷風ボタンを独立して備える。温度コントロールには、風温を毎秒20回測定する「インテリジェント・ヒートコントロール」を採用。設定温度よりも高温にならず、極端な熱にさらされることを防ぐ。
本体サイズは、78×97×245mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は697g。最大消費電力は1,200W。カラーはブラック/ニッケルとアイアン/フューシャを用意し、直販限定としてブラック/パープルもラインナップする。