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[写真で見る]BESVの新型フォールディングe-bike「PSF1」

 BESV JAPAN(ベスビー ジャパン)は、6月6日に新作e-bike3モデル、「PSF1」「TRS2 XC」「TRS2 AM」を発表した。本稿では、3モデルのうち、7月1日予約開始、9月下旬発売予定のフォールディングe-bike「PSF1」の詳細をお伝えしよう。

発表会で「PSF1」を試乗するアンバサダーの女優「のん」さん

 BESVのラインナップのなかでも人気が高いのがPSシリーズ。PSA1がグッドデザイン賞2017を受賞するなど、独特の美しいフォルムが特徴的なe-bikeだ。今回新たにラインナップに加わった「PSF1」は、PSシリーズ初のフォールディングモデルとなる。

 リジットフォークとアルミフレームで軽量化を図りながら、リアサスペンションで走行時の快適性を実現しているという。何よりも驚かされるのは、折りたたみ機構にかなりこだわっている点だ。リアフレームとフロントフォーク、ハンドルを折りたたむことで、フレーム本来の剛性を保ちながら、非常にコンパクトな収納が可能。後ほど折りたたみ手順も紹介するが、シンプルな構造ながらも使い勝手を考慮しており、女性ひとりでも問題なく折りたためるだろう。

 また「PSF1」には、キャスター付きの専用フェンダーやハードキャリーケースが用意される。オフィス内にある程度のスペースがあれば通勤にも利用でき、プライベートではハードキャリーケースに収納してクルマや電車で出かけるなど、行動範囲がかなり広がるだろう。

 BESVオリジナルのドライブユニットと、PSシリーズ共通の36V/10.5Ahのバッテリーを搭載。3つの走行モードに加えて、走行状況に応じてモードを自動で切り替えるBESVオリジナルのスマートアシストが用意されており、スムースで快適な走行を可能にする。1回の充電時間は約4.5時間で、アシストモード1(95km)/2(70km)/3(55km)の走行が可能となっている。

 車両サイズは1,540×565×1,120mm(全長×全幅×全高)、折りたたみ時のサイズは840×440×770mm(全長×全幅×全高)、車両重量は18.3kg、カラーはゴールドとグレイブルー、価格は245,000円(税抜)。7月1日より予約開始で、発売開始は9月下旬の予定。全国のBESV正規ディーラーで予約すると、先着100名に専用ケースがプレゼントされるという。

 パッと見は、e-bikeには見えないデザインの「PSF1」。e-bikeのデザインやカラーリングにもこだわりたい人にはかなり魅力的なモデルだろう。詳細は以降の写真でご紹介していこう。

PSシリーズ初となるフォールディンタイプのe-bike「PSF1」。こちらのカラーはゴールド
こちらのカラーはグレイブルー。どちらも美しいカラーとなっている
バッテリーは車体中央に配置
電源のオン/オフ/バッテリーの取り外しは鍵で行なう
鍵穴の左にあるのが充電ケーブルの挿入口。直接の充電も可能
バッテリーを外して室内でも充電できる
ハンドル左側に操作スイッチ、中央にディスプレイを配置
新型のカラー小型ディスプレイは、スマートフォン連携やUSB給電も可能
左ハンドルにシンプルな操作スイッチ
自分の見やすい位置に角度を変えられる
リアハブに搭載されるBESVのオリジナルドライブユニット
リアディレイラーはシマノ ALTUS 7 Speed
前後輪ともににディスクブレーキ搭載
快適な乗り心地をサポートするリアサスペンション
折りたたみ時の操作部
タイヤは20×1.75でミニベロの標準的なサイズ
スタンドも標準装備
チェーリングは48T
サドル&シートポスト
オプションで用意されるキャスター付きの専用フェンダー
こちらもオプションの専用ハードキャリーケース
ここからは折りたたみの手順を写真でご紹介
左側にあるレバーを引っ張ってリアサスペンションを外す
カコミの寝ている部分を左右とも起こす
起こした部分が折りたたみ時のスタンドに早変わり
このスタンドだけで、安定した状態で自立する
スイッチをずらして前輪をたたむ
リアにあるこの部品で、前輪を動かないように固定している
ハンドル部分を下に折りたたむ
さらにコンパクトにするためにペダルまで折りたためる仕様に。細かすぎる……これもこだわりポイント!?
あっという間にコンパクトな状態に
この部分にオプションのキャスター付き専用フェンダーを付けると、折りたたみ後でもタイヤでコロコロ運べるように