ミヤタサイクル、メリダの限定モデルのフルサスe-MTB「eONE. SIXTY 800」を2020年モデルとして発売

　ミヤタサイクルは、同社が販売権を持つメリダブランドのe-bikeで、昨秋に限定受注生産モデルとして発表された「eONE. SIXTY 800(イーワン シックスティ 800)」を、2020年モデルとして新発売すると発表した。カラーはグリーンで、フレームサイズはS/41cmとM/43cmの2種類。発売は9月予定で、価格は55万円(税抜)。全国のメリダ・グローバル・ディーラー(MGD)店で取り扱い予定としている。

　以前にこちらの記事でもご紹介したが、「eONE. SIXTY 800」は、ロングストロークフルサスペンションを搭載する本格的MTBタイプのe-bike。

　ドライブユニットには、最大70Nmを発生するシマノSTEPS「E8080シリーズ」を搭載。約500Whの大容量リチウムイオンバッテリーにより、1充電で140km(ECOモード140km/NORMALモード130km/HIGHモード95km)のロングライドが可能。

　フレームはアルミ製で、メリダ本社に新設されたe-bike専用工場で製造されたもの。「eBIG. SEVEN 600」同様に、世界選手権を制したホセ・ヘルミダをテストライダーにむかえ、最新テクノロジーを駆使することで乗り味とハンドリングを追求。160mmロングストロークのフルサスペンション搭載で、上りの快適性だけではなく、下りでもeMTBの常識を覆すアグレッシブな走りを実現している。すでに販売を開始している欧州では、各種自転車賞を受賞するなど高い評価を得ているという。詳細スペックは以下のとおり。

　今年は各メーカーからフルサスe-MTBが登場する予定だが、メリダの「eONE. SIXTY 800」は発表と同時に問い合わせも非常に多かったそうで、2輪バイクユーザーが購入を即決したという話もあるそうだ。MERIDA X BASEでの試乗も開始したので、ぜひ「eONE. SIXTY 800」の実力を体感してみてはいかがだろうか。