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リョービ、玄関ドアの開閉を半自動化する装置「RUCAD」、衝突感知機能付きで安全にも配慮

 リョービは、ドアを少し開けると電動で開閉するドア開閉装置「RUCAD(ラクアド) RU-010P」を、5月15日に発売する。工事見積時に使用される参考価格である、設計積算参考価格は98,000円(税抜)。

ドア開閉装置「RUCAD(ラクアド)」

 主に戸建て住宅の玄関ドアに設置する装置。ドアを少し開けると電動開閉機能が作動し、予め設定した角度までドアが自動で開き、タイムストッパー機能により最長15秒間停止する。停止時間が過ぎると、開いたドアは自動で閉まるという。荷物をたくさん抱えているときでも、楽にドアを開閉できるとしている。

 また、人や物との接触を感知すると開閉を停止する衝突感知機能があるため、車イスや高齢者など、ドアをゆっくり通過したい人も安心して利用できるとする。なお停止したドアは軽く手で押すと、再び自動で動き出す。

 開閉速度や自動停止角度などは、本体側面のツマミで調整可能。自動停止角度より広くドアを開けるとストップ機能が作動し、開いたままの状態にでき、大きな荷物の運搬や部屋に風を通したいときなど、長時間ドアを開けたままにしたいときに便利としている。

 本体サイズは幅800〜950mm、重量は15〜65kg。最大出力は15W。100Vの家庭用電源で作動。開・閉速度はそれぞれ「速く〜遅く」、自動停止角度は約50〜130度、自動停止時間は最長15秒まで設定可能。ドアやドア枠周辺の状態や、取付穴の位置などが取り替え可能範囲内であれば、既存のドアクローザとの交換ができる。

荷物が多いときなどに活躍する
開閉速度や自動停止時間は調整可能