ニュース

セイコーウオッチ、SIIの完成品ウオッチ事業を統合

 セイコーウオッチは、センコーインスツル(以下、SII)のウオッチ事業のうち、完成品ウオッチの開発・デザイン・調達に関する事業を統合すると発表した。

 事業統合以前、セイコーグループでのウオッチ事業は、セイコーウオッチが企画と国内外への販売、SIIがウオッチの完成品とムーブメントについて、開発・製造・販売を行なっていた。

 事業統合後にSIIが手がけるウオッチ事業は、ムーブメントの開発・製造・販売のみとなる。

 セイコーグループの親会社であるセイコーホールディングスは、2009年10月にSIIを経営統合。以降、セイコーウオッチとSIIは、それぞれの強みを活かしながら連携を深めてきたとしている。

 セイコーウオッチは、今回の事業統合によりウオッチの企画・開発・製造・販売を一環して行なえるようになることで、意思決定のスピードが早められるとし、一層の事業拡大を図るという。