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タカラトミーアーツ、昭和時代の人気家電をミニチュア化 ~再生や録音など基本動作が行なえる
2019年2月5日 12:31
タカラトミーアーツは、昭和時代の人気家電をミニチュア化した「ザ・昭和シリーズ」を立ち上げた。その第一弾として「昭和レコードスピーカー」、「昭和ミニラジカセ」、「昭和スマアトテレビジョン」の3製品を2月28日に発売する。価格は順に4,980円、5,480円、3,980円(いずれも税抜)。
針を落とすと音楽が流れる「レコードスピーカー風」のBluetoothスピーカー
「昭和レコードスピーカー」は、Bluetooth対応のワイヤレススピーカー。スマートフォンやパソコンなどとBluetoothでペアリングした後に、ターンテーブルに付属のミニチュアレコード盤をセットし、アームを動かしてレコード盤の上に落とすとスピーカーがONになり、音楽が流れ出すという。
また、スマートフォンに専用アプリをダウンロードして音楽再生すると、より「レコードプレイヤーならではの作法」が楽しめるとする。専用アプリ使用時には、本体の「回転数切り替えスイッチ」をスライドさせると、45回転風と33回転風の2種類のスピードで音楽が再生できる。さらに、アプリ画面に表示されるレコード盤にふれると、スクラッチ音がするという。
本体サイズは、135×66×42mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約170g。電源は単四形アルカリ乾電池4本を使用。本体のほか、レコード盤、ソノシート、タイトルシール、取扱説明書が付属。
ラジオが聴けて、カセットテープに録音もできるミニラジカセ
「昭和ミニラジカセ」は、AM/FMラジオが聴けるほか、専用カセットテープに録音もできるミニチュアラジカセ。
ラジオが聴けるほか、サイズ約3.2cmのミニカセットテープを本体にセットすると録音モードが作動し、ラジカセ本体へ録音できるという。A面とB面、それぞれ最大5分間まで録音可能。ラジオをインライン録音できるほか、身の回りの外部音声も録音できる。
「早送り/巻き戻し」ボタンも付いており、ラジカセならではの「キュルキュル」という音に合わせて、録音したデータの頭出しなどができるという。
本体サイズは121×34×64mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約130g。電源は単四形アルカリ乾電池3本を使用。本体のほか、ミニチュアカセット、カセットケース、タイトルシール、取扱説明書が付属。
スマホをセットして動画が見られる「テレビジョン」
「昭和スマアトテレビジョン」は、専用アプリをダウンロードした手持ちのスマートフォンを、本体背面にセットして動画を楽しむテレビのミニチュア。昭和時代のテレビ体験を、スマートフォンを使って再現できるとする。
アプリに動画サイトなどのURLを5つまで登録しておき、本体にセット。画面サイズを設定すると「しばらくお待ちください」という画面のあと、昭和風のレトロな画質で動画が再生されるという。また、本体右側の「黄金ダイヤル(チャンネル切り替えダイヤル)」を回すと、あらかじめ選択した5つの動画サイトが切り替わる。
動画再生モードは「白黒」、「カラー(古・1960年代風)」、「カラー(新・1980年代風)」、「地デジ」の4種類から選べる。「地デジ」モード以外で再生すると、再生中に画面が乱れて砂嵐が現れる場合がある。その際は、昭和時代に多くの人が体験したであろう作法「テレビの天面を手でコツコツ叩く」ことで砂嵐が収まるという。
本体サイズは、160×65×173mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約280g。本体と背面ボード、取扱説明書を同梱。