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コロナ、入浴が長すぎると家族に知らせる新エコキュート37機種
2019年1月16日 13:46
コロナは、省エネ給湯機エコキュートの2019年モデル、37機種を4月から順次販売する。価格は635,000円〜1,090,000円(税抜)。
業界トップクラスの省エネ性能を誇る、フラッグシップの「プレミアムエコキュート」や、「高圧力ハイグレードタイプ」のフルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプなどをラインナップする。
なお、37機種のうち14機種は寒冷地使用のモデル。
エコキュートは、ヒートポンプで大気の熱をくみ上げてお湯を沸かす自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機。「1」の電気エネルギーを使って「2」の大気熱エネルギーをくみ上げることで、「3以上」の熱エネルギーを生み出すとする。ヒーターを使わないので、使用する電力が少なくて済むのが特徴だとする。
同社の2019年モデルでは、「湯上りタイマー」と「浴室モニター」などの見守り機能を向上させたという。
湯上りタイマーは、長湯によるのぼせ防止をサポートする機能。入浴者が浴槽に入ると自動的にタイマーが作動し、入浴後10分が経過すると光と音で注意を促し、その後も5分ごとに知らせる。新たに、長湯を知らせた後に、居眠りなどで入浴者の動きが少ない場合には、台所リモコンを光らせ音を鳴らすことで注意を促すという。
なおフルオートタイプでは、入浴者が浴槽に入ると自動的にタイマーが作動するが、オートタイプや給湯専用タイプでは手動でタイマーを作動させる必要がある。
さらにフルオートタイプとオートタイプには、浴室モニターを搭載。入浴状態を台所リモコンから確認できる機能で、人が浴室内に「いる/いない」、浴槽に入って「いる/いない」を判別し、台所リモコンに表示する。新たに、入浴経過時間と入室時刻を表示することで、「いつもより時間が長すぎる」など、他の家族の気付きをサポートするという。
また、HEMSを導入していない家でも、太陽光パネルで発電した電力でエコキュートを運転させる「ソーラーモード」を搭載。明日・明後日の天気予報を確認し、晴れ予報の時間単位でソーラーモードをONにすることで、夜間にお湯をつくる量をセーブして、翌日の昼間に太陽光で発電した電力を使うという。これにより、エネルギーの自家消費につなげるとする。
さらに、HEMSと接続する「ソーラーモードプラス」を搭載。専用HEMSを介して天気予測データをもとに、エコキュートの運転を計画。翌日の天気や前日までの電力消費パターンから、太陽光発電による余剰電力量を予測。余剰電力がある場合には、通常は夜間に運転する分の一部を、翌日昼間にシフトするように制御するという。