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クラウドファンディング家電〜2万円アンダーで実現する既存住宅のスマートホーム化!

「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 アクセルラボは、既存住宅を一括してスマートホーム化する「alyssa.play」を、クラウドファンディングプラットフォーム、MAKUAKEで出品している。価格は、基本となるスターターキットが14,800円(税込)から購入可能。また、オプションとしてスマートロック、360度回転可能なスマートカメラ(防犯カメラ)、BLEND Light Bulb(間接照明×3)、モーション/人感センサー、スマートスイッチなどが用意されている。

 製品はいずれも、既に世界で販売されているLifeSmart社とDanalock社の製品。これらを、アクセルラボが開発したスマートフォン用の「alyssa.play」アプリで、操作できるようにしたという。

スターターキット

 スターターキットには、各製品を制御する「Smart Station」、家電コントローラー「SPOT」、ドア・窓センサー「CUBE Door/Window Sensor」、温湿度と照度を測定する環境センサー「CUBE Environment Sensor」、本体を押すことで家電や照明などの登録製品を動かせるクリッカー「CUBE Clicker」で構成されている。

 CUBE Door/Window Sensor、CUBE Environmental Sensor、CUBE Clickerは、ボタン型電池(CR2450)で駆動するため、設置の自由度が高い。そうした各機器を設置してSmart Stationを自宅のネットワークに接続すれば、煩雑な配線工事などをしなくても、直感的に使えるようになるという。

家電コントローラー「SPOT」
ドア・窓センサー「CUBE Door/Window Sensor」
温湿度と照度を測定する環境センサー「CUBE Environment Sensor」
本体を押すことで家電や照明などの登録製品を動かせるクリッカー「CUBE Clicker」

 スマートフォンからエアコンや照明などを遠隔操作できるほか、Amazon Echo やGoogle Homeを使えば、音声操作も可能になる。また、クリッカーを設定すれば、例えば外出する際に照明やエアコンなどの家電製品を一括でOFFにしたり、帰宅時に一括でONにしたりもできる。

 さらに360度回転する室内用カメラ「FRAME 360 Camera」と人感センサー「CUBE Motion Sensor」を追加した、スターターキットプラスも用意。価格は25,800円(税込)。外出時に自宅にいるペットの様子を写真や動画で気軽に確認できたり、子どもの帰宅した様子を確認したりできるという。

スターターキットプラス
360度回転する室内用のネットワークカメラ「FRAME 360 Camera」
人感センサー「CUBE Motion Sensor」

 そのほかにも、スマートフォンのアプリでドア鍵の解錠・施錠ができるスマートロックや、明かりのON・OFFが可能な電球などがオプションとして用意されている。

スマートロック「danalock V3 Z Wave」
スマートLEDライト「BLEND Light Bulb」

 なお、スターターキットもしくはスターターキットプラスをMakuakeで購入した場合は、alyssa.play基本システム利用料(今後月額300円程度を予定)の2年分が無料となる。

 Makuakeでの目標金額200万円に対して、残り84日となる11月7日現在で、既に350万円以上が集まっている。プロジェクト終了日は2019年1月30日。製品は同年5月までに届く予定だ。