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日立、ロボット掃除機「ミニマル」と「アイボ」が、仲良くじゃれながらお掃除
2018年10月15日 13:10
日立アプライアンスは、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2018」(会期:10月16日～19日)において、2つのロボット展示を行なっている。1つはソニーの「aibo(アイボ)」に話しかけることで、ロボット掃除機「minimaru(ミニマル)」を操作するというもの。もう1つは同社独自のコミュニケーションロボット「マグナス」だ。
アイボの初めてのロボット友達が、ピンクのミニマル
ソニーの「aibo(アイボ)」にとって、初のロボット友達がロボット掃除機の「minimaru(ミニマル)」なのだという。今回用意されたミニマルは、アイボの好きなピンク色の特別仕様。仲良くなった2人が、じゃれ合いながら掃除をしてくれるという展示は、見ていてホッコリする仕上がりだ。
始めに、人間が「アイボ、ミニマルで掃除をして」と話しかけると、アイボがミニマルを探す。アイボがミニマルを見つけると駆け寄り、ワンワンと鳴くと、ミニマルがピコピコと答えて、掃除を始めてくれる。途中ミニマルは、わざとアイボにぶつかるといった仲良しアピールをしながら掃除を進めていく。
また、アイボに「ミニマルに、右に回ってって伝えて」と話しかけると、アイボが右前足を上げ下げし始め、続いてミニマルも右に回転する。
「ネットワークへつながったロボット同士を連携動作させるのは、難しいことではありません。この2台を会話させることで、ネットワークの連携を目に見えるものにしながら、楽しんでもらいたいと考えています。また、このような連携をすることで、アイボには役割が増え、頼れるようになりますし、ミニマルには愛着が湧くと同時に掃除が楽しくなると考えています」と同社 事業戦略統括本部 商品戦略本部 商品計画部 主任・上甲 康之氏は語ってくれた。
笑顔のマグナスで、会話を増やしたい!
同社独自のコミュニケーションロボット「マグナス」は、表情をもったコミュニケーションロボット。笑顔で会話することが会話そのものを活性化していくという調査結果に基づいて、開発されたのだという。
目の前にいる人から話しかけられると、笑顔で共感してくれたり、会話の内容によっては、笑ったり、怒ったりもする。今後は、人間の顔を認識し人を見分けたり、過去の会話の内容に応じて話しかけてくれるようになるという。
さらには、温度などのセンサーを搭載して「暑くないですか？」といった言葉や、天気情報サービスと連携して「そろそろ雨が降りますよ」といった情報も提示してくれるようになるとしている。
