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メイクや洋服選びがしやすい明るさとは? 日立がLEDシーリングで女性の困りごとを解決

 日立アプライアンスは、9月に発売した「LEDシーリングライト」新製品のメディア向け説明会を開催した。新モデルはメイクや服選びがしやすい明るさの「スタイリングのあかり」を搭載した点が特徴で、6畳/8畳タイプを用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、18,000円、23,000円前後(税抜)。

「スタイリングのあかり」を搭載したLEDシーリングライト

 同社はこれまで、シーンに合わせてさまざまな明かりに切り替えられるLEDシーリングライトを展開。食卓のあかり/リラックスのあかりなどが選べるリビング向けタイプ(~20畳)のほか、文字が見やすい子供部屋向けタイプ(~8畳)、深夜灯搭載のシニアの寝室向けタイプ(~8畳)など個室向けの製品も発売してきた。

 同社の調査によると、家庭でのLEDシーリングライトの使用率は、2018年度の予測で約43%と、毎年順調に伸びており、今後もさらに普及が進む見込みだという。使用されている部屋はリビングが多いが、子供部屋や寝室での使用率も伸長。同社では今後、個室向けのラインナップを拡充し、「マイルームシリーズ」として展開していくとする。

これまでにリビング向けタイプのほか、子供部屋向けタイプなどを展開
家庭でのLEDシーリングライトの使用率は、毎年順調に伸びているという

メイクや洋服の色が見やすい「スタイリングのあかり」

 個室向けの新製品を開発するためにアンケートを取る中で、女性の意見で「化粧しているとき照明を明るくしたい」「服の色合いが部屋と外で違って見える」など、身支度時の不満が多いことがわかったという。そこで、化粧や衣服のコーディネート時の不満や困りごとを解決するあかりを提案するとして、「スタイリングのあかり」が生まれたという。

リモコンに「スタイリング」ボタンを備える
光束5,589lmを実現で、全灯時より1.3倍アップ

 スタイリングのあかりでは、プロのヘアメイクやスタイリストへのヒアリングから、明るさを全灯時より1.3倍アップさせ、光束5,589lmを実現。全灯時の色温度が5,300Kなのに対し、スタイリングのあかりはメイクや洋服の色が見やすい5,000Kの昼白色を採用したという。

 実際に色を比較してみると、全灯時は青白い光で、スタイリングのあかり設定時は少しオレンジっぽい白い光に切り替わった。服を身体に当てた状態で明かりを変えてみると、色の見え方の変化がよりわかりやすくなるという。

全灯時
スタイリングのあかり設定時

3種類の暖色が選べる「リラックスのあかり」

 このほか、くつろぎ感のある「リラックスのあかり」は、3種類の暖色を選択可能。2,000K/2,400K/2,700Kの3色から選べ、帰宅後の家事や就寝前のストレッチなど、シーンに合わせてより自分好みのリラックス空間が作れるとしている。

 また、消灯後に約10秒間暖色のあかりが点灯する「ちょっと点いてて」機能も新搭載。部屋を出るときや寝るときに、消灯ボタンを押してもすぐに真っ暗にならないため、落ち着いて退出したり、ベッドに移動できたりするという。同機能はボタン操作により設定解除、再設定が可能。

くつろぎ感のある「リラックスのあかり」は、2,000K/2,400K/2,700Kの3色から選べる

 本体サイズは、500×132mm(直径×高さ)で、重量は約2.2g。適用畳数が~8畳の「LEC-AH803PK」は、定格消費電力が29.9W、定格光束が4,299lm、固有エネルギー消費効率は143.7lm/W。

 適用畳数が~6畳の「LEC-AH603PK」は、定格消費電力が25.9W、定格光束が3,699lm、固有エネルギー消費効率は142.8lm/W。