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パナソニックの定番シーリングライトに新モデル、明かりムラのない明かりと薄型化に特化

 パナソニックは同社の人気シーリングライト2モデルの新製品を9月1日に発売する。ひとつめは、導光パネルを配置したデザイン性の高さで人気の「AIR Panel LED 丸形スタンダード」の新製品。もうひとつがシンプルで標準的なデザインの「スタンダードシリーズ」の新製品だ。

 AIR Panel LEDは8畳用の「HH-CE0880A」、10畳用の「HH-CE1080A」、12畳用の「HH-CE1280A」、14畳用の「HH-CE1480A」の4モデルあり、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に30.000、35,000円、40,000円、50,000円。スタンダードシリーズも8畳用の「HH-CE0844A」10畳用の「HH-CE1044A」、12畳用の「HH-CE1244A」、14畳用の「HH-CE1444A」の4モデルあり、価格は同じくオープン。店頭予想価格は21,000円、26,000円、31,000円、41,000円(いずれも税抜き)。

 円形の光が浮いているようなイメージの「AIR Panel LED 丸形スタンダード」の新モデル。デザイン性の高さと光の演出の多彩さで人気のシリーズだ

エアパネル設置イメージ

センターライトにも導光パネルを採用して光ムラを解消

 AIR Panel LED 丸形スタンダードシリーズは、デザイン性の高さと優れた省エネ性能で人気のシーリングライト。最大の特徴は、LEDで光を照射する直射用センターライトのほか、センターライトを囲むように半透明の「導光パネル」が配置されている点だ。

 センターライトは、一般的なシーリングライトのようにLEDを配置した基板を樹脂製カバーで覆った構造で、ライト下方向を明るく照らすのに向いている。一方、導光パネルはセンターライトからの光をパネル全体の上下に拡散させる構造。ライトより下にある空間だけではなく、天井も光で演出できるのが特徴だ。

 光による演出のバリエーションの多さも魅力で、センターライトと導光パネルを同時点灯させられるほか、「センターライトだけ」「導光パネルだけ」を点灯するモードも搭載する。さらに、半透明素材の導光パネルを採用することで「照明を点灯していない」ときも美しいフォルムを目指しているという。

全灯モード
センターのみ
導光パネルのみ

 全灯モードのほか、センターライトのみ、導光パネルのみを点灯するモードも備えており、明るさや色温度ももちろん調整できる。

 新製品では、従来よりもセンターパネルの直径を小さくし、その分導光パネルサイズを広げることで「明るさ感」をアップ。また、従来は5mmあったセンターライトと導光パネル間の段差を解消した。これにより、ライト全体で一枚の板のようなフラットデザインとなっている。

AIR Panel LEDの新モデル(写真右)と旧モデル(写真左)を比較。センターライト直径が小さくなり、その分導光パネルの割合が広くとられている
写真奥が旧モデル、手前が新モデル。旧モデルは5mmあったセンターライトと導光パネル間の段差がなくなりフラットに。より「1枚の光の板が浮いている」印象が強くなった。

 また、ライト内部のLED配置も大きく変更された。一番の違いはセンターライト内部にも導光板を採用することにより、点発光する従来モデルから面発光に進化。これにより、ムラの少ないより均一な発光面を実現している。

旧モデル(写真左)と新モデル(写真右)のLED配置を比較。旧モデルはLEDをライト全体に散りばめた一般的な配置なのに対し、新モデルはLEDを円状に配置して、中心を導光パネルで光らせている

より薄型になったスタンダードタイプ

 スタンダードシリーズは天井からライト下部までの厚さを、従来モデルの141mmから90mmまで薄型化した。薄型化により部屋空間がより広く見えるようにデザインされている。

正面からみると見た目はほとんど変わらないスタンダードシリーズの旧モデル(写真左)と新モデル(写真右)。実は5.1cmと大幅に薄型化している

 ただし、広い面に多くのLEDを配置するシーリングライトは、LEDからカバーまでの距離が短いほど「光のムラ」が目立つというデメリットもある。そこで、スタンダードタイプ新モデルはライトのカバーデザインを薄型化するだけではなく、内部LEDのデザインを大きく変えている。

 大きく変化したのは、各LEDを覆うように配置されるレンズの形状。新型モデルのレンズには、従来より光の拡散性が高いものを使用している。さらに、ライト外周に配置されているLEDには、中心部のLEDより広い角度に光を拡散させるレンズを採用して、ライト全体がバランス良く光るように調整されている。

 さらに、基板の間や常夜灯まわりなどのLEDが配置されていないエリアには導光プリズムを配置し、より光ムラを抑える工夫がなされている。

スタンダードLED比較。旧モデル(写真左)と新モデル(写真右)のLED配置を比較。新モデルは磨りガラス状のより光拡散性の高いレンズでLEDを覆っているため、旧モデルと比較して「ライト全体が光っている」印象
導光プリズム。基板の間や常夜灯まわりなど、LEDを配置できないエリアには導光プリズムを配置することで全体が明るくなるように調整されている

より「本当の色」に近くなったLED電球プレミアXの実演も

 会場では6月21日に発売済みのLED電球「プレミアX」の実演も行なわれた。プレミアXは、パナソニックが販売するLED電球でも一番高性能なプレミアムモデル。パナソニックによると、最近のLED電球は全体的に高性能化しており、ほとんどの製品の「明るさ」と「省エネ性能」横並びだという。

 そこで、プレミアXは太陽などの自然光と同じ「色鮮やかさ」を再現する「演色性」の高さにこだわった。演色性は太陽光のもとでみた色をRa100として数値化されており、プレミアXの演色性はRa90。ちなみに、一般的なLEDの演色性はRa80前後で、パナソニックの従来のLED電球の演色性もRa84だったという。

 明るさは40形相当と60形相当の2種類。光の色は4種類の全8モデルが発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40形相当が1,600円、60形相当が2,600円。

プレミアXは一般的なシリカ電球とほぼ同じ大きさというコンパクトさと設置性の高さ、そして演色性の高さが特徴
演色性の高さを一番実感できるのが「人肌」の色の違い。演色性が低い旧モデル(写真左)では黄色みが強いが、新モデル(写真右)ではピンクがかった血色の良い肌色に見える。料理などのより美味しく見えやすいという

 会場では演色性の重要さを体感するため、演色性Ra20という特殊な部屋も用意された。この部屋ではドイツやイタリア、フランスなどの国旗を並べて「どれがフランス国旗か」を当てるのだが、演色性20だと色の違いが判別できず、どれも同じ国旗に見えてしまう。

演色性によって色の再現度が変わることを体感するためのデモンストレーションも行なわれた。演色性がRa20(写真上)という非常に特殊な明かりのもとでの国旗と、演色性Ra90(写真下)の光で見た国旗を比較

 またプレミアXでは、従来までの「電球色」「昼白色」「昼光色」のほか、新しく「温白色(おんぱくしょく)」という色が追加された。電球色は落ち着くけれど暗く感じるが、昼白色では明るすぎてリラックスしにくいというユーザーに最適な明かりの色だという。

左から電球色、温白色、昼白色、昼光色。温白色は落ち着きがありながらもはっきり見える絶妙な色で、介護にも最適だという

災害時に便利なアイテムも登場

 最後に、新製品として「USB入出力付急速充電器」も紹介された。こちらはパナソニックの充電式乾電池「エネループ」が充電できる充電器。単三形のエネループ2本を約2.3時間で充電する急速充電器として利用できるほか、出力機能によりモバイルバッテリーとしても利用可能。

 さらに、USB端子に付属のLEDライトを装着することで携帯式LEDライトとしても利用できる「1台三役」の便利ツールだ。パナソニックによると、災害時には乾電池やライトなどの備蓄が必要だが、普段使わないものだとついつい備蓄することを忘れてしまう。そこで「いつもの生活で便利に使え、もしもの時にも頼りになる」製品として開発されたアイテムだという。

USB入出力付急速充電器。エネループ用充電器、モバイルバッテリー、ライトの3役として利用できる
付属のライトとUSB端子に装着することで懐中電灯のようにも利用できる