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東芝、ゴミを1/7に圧縮できる2.3kgの軽量キャニスター掃除機「TORNEO V」
2018年10月3日 13:02
東芝ライフスタイルは、ゴミを約1/7に圧縮できるコード付きキャニスター型サイクロン式クリーナー「TORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-SG900X」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は80,000円前後(税抜)。
ゴミを約1/7に圧縮できるコード付きサイクロン式クリーナー。従来機「TORNEO V VC-MG920」と比較すると、本体質量が3.2kgから2.3kgへ0.9kg軽量化され、ダストカップ内でのゴミの圧縮率が1/5から1/7にアップした点が特徴。
軽量化に当たっては、最軽量モーターの採用、ダストカップの小型化、電源コードの細径化を含むコードリール部の軽量化のほか、内部部品や風路構成までも新規に設計し直したという。またサイクロン気筒数は、12から10へ削減されている。
ゴミの圧縮率向上に関しては、10気筒の気流で微細な粒子を分離する「ミクロトルネード分離」、高速気流でゴミと空気を分離する「デュアルトルネード分離」、強力な気流でゴミを圧縮する「トルネードプレス」の3つの気流による「バーティカルトルネードシステム」を採用。これによりダストカップ内のサイクロン部にフィルターが不要になり、排気フィルターの目詰まりを抑え、吸引力が99%以上持続するという。
トルネードプレスは、ダストカップ内に配置されたオレンジ色のシェードに、ブレードを新設した機構。このブレードが強い気流を発生させることで、シェード上方へ向かう気流がゴミをプレスし、ゴミの圧縮率が1/7に向上した。なお、このブレードは8月1日に発売された「TORNEO V cordless(トルネオ ヴィ コードレス) VC-CL1500/VC-CL500」に搭載されたものと同様の機構だが、ダストカップのサイズが異なるため、シェード自体は共用ではないとのこと。
従来機同様に、自走式で吸い込み幅がワイドな「ラクトルパワーヘッド」、ゴミの有無を検知して吸引力を自動で調整する「ゴミ残しまセンサー」、LEDライトの点灯するヘッド「ワイドピカッとブラシ」、ヘッドや延長管を外すだけでブラシアタッチメントが利用できる「2WAYブラシ」、ヘッドが床に接していない状態で6秒経過すると運転が一時停止する「節電ストップ機能」を搭載する。
アタッチメントとして、電動ワイドビーターが毎分1,600回ふとんを叩いてハウスダストを浮き上がらせて吸引できる「電動ふとんブラシ」も付属する。
本体サイズは、180×300×276mm(幅×奥行き×高さ)で、本体質量が2.3kg、本体・ホース・延長管・ヘッドを合計した標準質量は3.7kg。本体カラーは、グランレッド、グランブロンズの2色展開。電動ふとんブラシ、すき間ノズル、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、付属品用ホース、お手入れブラシが付属する。
下位機種として、付属ツールがすき間ノズル、お手入れブラシのみでカラーがブラックレッドの「VC-SG700X」、さらに「ワイドピカッとブラシ」「ゴミ残しまセンサー」も省略したカラーがホワイトゴールドの「VC-S600X」も同時期に発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に6万円前後、5万円前後(全て税抜)。