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プラモデルの"バリ"取りに、秒間4万回の振動で摩擦係数を最小化して切断できる「DIYカッター」

 CUTRA CO., LTD.は、秒間4万回の超音波振動でプラスチックなどを手軽に切断できるDIYカッター「ワンダーカッター」を、クラウドファンディングプラットフォーム・Makuakeで支援募集を開始した。本体購入が可能な支援額は、9月11日17時現在31,900円~61,500円(税込・送料込)。

DIYカッター「ワンダーカッター」

 秒間4万回の超音波振動でプラスチックなどを切断できるDIYカッター。超音波振動で摩擦係数を最小化させることにより、プラスチックのほか、アクリル、ゴム、レザー、フェルトなどの様々な素材を手軽に切断できる。3Dプリンターの完成品やプラモデルの"バリ"取りにも有効だとしている。

 本体の電源を入れ、カッターの握り部分にある「ワーキングボタン」を押しているときだけ、音波振動が発生する仕組み。ボタンを押した状態で、対象物をカットする。本体にはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、電源のない場所でも手軽に利用できるという。カッター部は本体に収納可能。

 バッテリー残量は、本体4つのLEDの点灯個数で判別する。充電は、専用充電器を本体に接続して行ない、所要時間は約3時間。

 カッター部先端の刃先は交換でき、ネジをレンチで緩めて行なう。安全上、利用時には付属の保護手袋着用が推奨されている。

 本体サイズは、174×101×62mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約650g。稼働時間は、アイドル時で約12時間、「ワーキングボタン」押下時で約3時間、柔らかいものの切断時で約2.5時間、固いものの切断時で約1.5時間。替え刃40枚、保護手袋、専用充電器が付属する。

秒間4万回超音波振動する刃先
「ワーキングボタン」を押しながら使用する
バッテリー式で、使う場所を選ばない