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夏本番! 熱帯夜を快適に過ごすための「エアコンの使い方」、つけっぱなし派&タイマー派の2つをご紹介
2018年6月29日 12:38
関東・甲信地方で梅雨明けが発表され、いよいよ猛暑と熱帯夜の日々がやってきます。今回は、熱帯夜を快適に過ごすためのエアコンの使い方をご紹介。エアコンをつけているのに「暑くて眠れない」「暑くて夜中に起きてしまった」という経験はありませんか。熱帯夜でも快適に眠るために、エアコンをひと晩中付けっぱなしにする方法と、タイマーでON/OFFする方法の2つをご紹介していきましょう。
空調総合メーカーのダイキンが行なった「真夏の夜の睡眠」に関するアンケート調査で、「エアコンを使用していても暑くてなかなか寝付けないことがあるか」を尋ねたところ、「ある(17.1%)」と「ときどきある(45.9%)」を合わせた回答が6割を超えました。また「暑くて夜中に起きてしまう」経験の有無を聞いたところ、こちらも「ある(14.2%)」と「ときどきある(47.0%)」を合わせた回答が6割以上となり、エアコンを使っても暑くて寝苦しいと感じる人が多いことが分かりました。
眠りに入ろうとするとき、人は手足が熱くなったり汗をかいたりして体の熱を放出しようとします。温度ばかりか湿度も高い状態では、汗が乾きにくく不快に感じるうえ、体温調節もうまくいかなくなります。ひと晩中エアコンを付けて快適に眠るためには、室温は28℃以上に設定し、「除湿」モードで湿度を50~60%にキープすると、体温が下がり過ぎることなく汗を乾かすことができ、涼しさを感じられるそうです。
一方、エアコンを付けっぱなしにしたくない人は、タイマー運転を活用すると便利です。眠りに入った直後は体の発汗が促進されるので、寝苦しさを感じやすいタイミング。眠る前にエアコンを付けて部屋を冷やしておき、「切タイマー」を3時間後に設定すると、平均的な睡眠周期と言われる90分の周期が2回確保され、深いノンレム睡眠で快適に眠ることができます。
快適な眠りに就くのと同時に、よく眠れたと感じられるかどうかは、起きたときの快適さに大きく左右されます。朝、起きたとき汗をかいて不快に感じるようであれば、起床時間に合わせてエアコンの「入タイマー」をセットしておくのもいいですよ。