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大雪が降ったときはエアコンの室外機周りを確認! ダイキンが注意喚起
2018年1月31日 15:21
ダイキンは、東京都心でも20cmを超える積雪を記録した大雪を受けて、「エアコンが効かずに困っている」という問い合わせが多かったとし、「大雪に関するエアコンの困りごとの解決法」をホームページにて紹介している。
まず、大雪が降った場合、室外機及びその周りを確認することが重要だという。具体的には、室外機周りの雪を取り除き、吹き出し口・吸い込み口の前は30cm程度あけるようにする。また、室外機の上に積もった雪も落下して吹き出し口や吸い込み口を塞いでしまう可能性があるので、取り除く。エアコンに不調があった場合は、雪を取り除いた後に電源プラグを抜くか、ブレーカーを切って電源を一度入れ直し、その後リモコンで運転を再開させる。
大雪の予報があった場合には、事前に室外機周りが物でふさがれていないか、雪が積もりにくいように、室外機の周りをできる限り空け、あらかじめ片付けておくのが良いという。
室外機は、熱を含んだ屋外の空気を吸い込み、冷たい空気を吹き出しているため、吸い込み口がふさがっていると、空気を効率的に吸い込むことができなくなってしまう。また、吹き出し口がふさがっていると、室外機から吹き出された冷たい空気を、室外機が再び吸い込んでしまう「ショートサーキット」という現象が起こることもある。「ショートサーキット」が起こると、屋外の熱を効率的に取り込むことができず、電気代が高くなってしまうばかりか、暖房運転が停止してしまうこともあるという。
ダイキンによると、1月22日の大雪の際、ホームページで公開している「大雪に関する困り後と解決方法」にはサーバーがパンクしかけるほど、閲覧数が急増し、暖房の不具合による電話での問い合わせも通常の2倍寄せられたという。気象庁が公開している週間天気予報によると、2月1日(木)から2月2日(金)にかけて、関東地方でも2週連続となる積雪の可能性があるとし、備えを呼びかけている。