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シャープ、ワンタッチでノズルの形状を変えられるコードレス掃除機
2018年2月15日 12:39
シャープは、ワンタッチでノズルの形状を変えられるコードレススティック掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア) EC-AR2SX」を、3月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は75,000円前後(税抜)。
バッテリーを含む本体とパイプ、ヘッドの合計が約1.5kgと軽量ボディを実現したコードレススティック掃除機の新モデル。航空機やスポーツカーに採用されている炭素繊維強化樹脂「ドライカーボン」を使っており、強度を保ちながら軽量な点が特徴。掃除の際の体への負担が少なく、汚れに気づいたときに手軽に使えるという。
新モデルでは、吸込口ヘッドをワンタッチで外せる「スグトルブラシ」を新たに採用。手元のレバーを引きながら本体を持ち上げると吸込口が外れ、パイプの先端が掃除ブラシに変わるため、狭い場所や部屋の角などのホコリをサッと取れる。
外した吸込口のパイプ部は倒れない構造で、ブラシ掃除が終わったら立ったまま吸い込み口を装着可能。これまで、吸込口とブラシを切り替えるのに屈んだり手を伸ばしたりする必要があったが、スグトルブラシでは立ったままできるようになった。切り替えが面倒でホコリを溜めてしまいがちだった場所も、快適に掃除できるという。
また、モーターの性能を最大限に引き出す「フルパワーモード」を新たに搭載。従来モデルと比較して、吸引性能が約1.3倍に向上したモードで、壁際やじゅうたんなど汚れが特に気になる場所まで強力に吸引できるとしている。なお、フルパワーモードはボタンを押している間だけ稼働するため、短時間での使用を推奨している。モードはこのほか、「強/弱/自動」を用意。
着脱式のバッテリーは2個付属。1つのバッテリーを本体に装備し、もう一方を常に充電台にセットしておけば、2個のバッテリーを交換しながら連続で使える。2つのバッテリーを連続使用した場合の最長運転時間は、強モードが約16分、弱モードが約60分、自動モードが約40分。1つのバッテリーの充電時間は約80分。
このほか、モーター駆動の自走アシストパワーヘッドや、テーブルや棚に立て掛けられる「ちょいかけフック」、水洗い可能なダストカップなどを採用する。
本体サイズは、222×220×980mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.5kg。集じん容積は0.13L。ふとん掃除パワーヘッド、タテヨコ曲がるすき間ノズル、スグトルブラシ、はたきノズル、すき間ノズル、クリーニングブラシが付属する。カラーはゴールド系。
下位機種として、バッテリー1個、スグトルブラシ、はたきノズル、すき間ノズル、クリーニングブラシが付属する「EC-AR2S」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は60,000円前後(税抜)。カラーは、ピンク系とバイオレット系の2色。