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日立マクセル、背中に手が届かないシニア層も使いやすいコードレス低周波治療器「もみケア」

 日立マクセルは、コードレスで使える低周波治療器「もみケア MXTS-MR200」を、8月31日に発売する。ゲルシートと本体が1個ずつの1セットタイプと、2個ずつの2セットタイプを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、4,980円、8,500円(税抜)。

低周波治療器「もみケア MXTS-MR200」

 1~100Hzの低周波を採用した治療器。刺激効果が高く、筋疲労が少ないと言われている低周波で、コリや痛み、疲れをケアするという。本体は充電式なため、コードレスで手軽にながらケアができるとしている。

 同社は、2016年5月に第1弾モデルを展開。今回発売する新モデルでは、ゲルシートにやわらかタッチのクッションゲルを採用したほか、操作がしやすいようにボタン形状の変更、短時間でマッサージできる「クイックモード」などを新たに備えている。

背中に手が届かないシニアにも使いやすく。接続ケーブルを用意

日立マクセル ライフソリューション事業本部 事業企画本部 商品企画部 企画課 課長 沢辺 祐二氏

 日立マクセル ライフソリューション事業本部 事業企画本部 商品企画部 企画課 課長 沢辺 祐二氏は、新モデルについて次のように語った。

 「第1弾モデルを発表したときは、30歳~40歳をターゲットにしていたのですが、実際の売れ行きを見ているとシニア層からの購入も多いことがわかりました。その際に、本体とゲルパッドが一体だと、背中に貼ったときに操作がしづらい、短時間でケアしたいなどの声をいただきました。新モデルはユーザーからの声を多く反映した製品になっています」

 ボタンは、背中に本体を貼ったときでも操作しやすいように、強弱を調節する「+」ボタンと「-」ボタンの形状を変更。「+」は突出させ、「-」はくぼませることにより、操作部が見えなくても直感的に操作できるようにしたという。

 背中で操作できないという意見も反映し、従来はゲルシートを身体に貼らないと電源をONにできない仕組みだったが、新モデルでは貼る前に電源をONにできる機構にした。身体に貼ってから動作するため、安全に使うことができる。

 また、手元で操作ができるようにする「接続ケーブル」も別売りで用意。本体とゲルパッドをケーブルで接続させ、強弱の調節などもより操作しやすくしている。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1,580円(税抜)。

本体。ゲルシートは取り外し可能
ボタンが見えなくても操作しやすいよう、+と-ボタンは凹凸形状にした
背中で操作できないという意見も反映
手元で操作できるよう、接続ケーブルを別売りで用意した

 クッションゲルシートは、手触りが良く、心地良い使用感が得られる「クッションゲルシート」を採用。取り外して交換することで、家族で使い分けられる。

 モードは、「おまかせ/クイック/首・肩/腰/脚」の5つを用意。通常は15分のコースだが、クイックモードのみ7分間のプログラムになる。たたき、バイブ、もみ、おしを組み合わせ、時間がない人でも効果的にケアできるとしている。

心地よく装着できるクッションゲルシートを採用
5つのモードを備える

 このほか、部位によって選べる専用ゲルシートも別売りで用意した。腰などの広範囲で使用しやすい「ワイドタイプ(1枚)」と、足裏などに使いやすい「スポットタイプ(2枚)」をラインナップ。価格は順に、2,680円、1,980円。なお通常のゲルシートの交換用(2枚入り)も用意し、価格は1,980円(いずれも税抜)。

 本体サイズは、44×44×10.5mm(幅×奥行き×高さ)で、ゲルシートを合わせた重量は約25g。充電時間は約3時間。電源アダプターと充電用USBケーブルが同梱する。カラーは、ホワイト、ピンク、ブラックの3色。

別売りの専用ゲルシート。ワイドタイプとスポットタイプを用意