家電製品ミニレビュー
USB充電できるエレコムの低周波治療器「エクリア リフリー」
2016年6月7日 07:00
エレコムから低周波治療器が登場
肩が凝った! 首が回らない! 背中や腰が痛い! 今すぐマッサージに行きたい! でも時間がない……。そんな方には、エレコムの「エクリア リフリー HCM-RP01シリーズ」(以下、エクリア リフリー)をおすすめしたいこの頃です。
「エクリア リフリー」は、直径44mm、重さわずか13gという本体に、専用のゲルパッドが1枚付属した、家庭用低周波治療器です。体に貼り付けて電源を入れると、電気刺激で揉んだり叩いたりとマッサージしてくれます。
メーカー名 | エレコム |
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製品名 | エクリア リフリー HCM-RP01 |
実売価格 | 4,298円(Amazon) |
大きな特徴はコードレスということ。本体に専用のバッドを取り付けるだけで、どこでも利用できます。ケーブルがないため、低周波治療器を使っていると思われずに、こっそりマッサージも可能です。
本体には電源ボタンと、強弱を設定する「+」「ー」ボタンがついています。強さは10段階で変更可能。
電源ボタンは、2秒以上長押しするとオンになり、ボタンを押すごとに「おまかせ」→「深層指圧」→「指圧」→「もみ」→「たたき」と、5つのモードが切りかわります。マッサージ開始後15分で、一度電源がオフになります。
ゲルパッドは、2つの部位に当てやすい「2 Point Pad」が付属。このほか、別売品としてピンポイントで使える「1 Point Pad」(1,900円)や、広い範囲をカバーできる「Wide Pad」(2,930円)も売られており、適宜付け替えて利用できます。
かなり小型! 気軽に持ち出してマッサージできる
まず何が驚いたかといえばその小ささでした。付属のゲルパッド(2 Point Pad)をつけた状態でも、ポケットに入ってしまうのです。収納ポーチがついているので、ポーチに入れて常にバッグの中に入れておけます。荷物を最小限にしたいときにはうってつけです。
そんなに小さいと非力に感じるかもしれませんが、そこはご安心ください。しっかりとした刺激が感じられます。筆者の場合、レベル3くらいで結構ビリビリ感じます。腰や首、背骨まわりには十分かもしれません。
続いての驚きは、microUSBケーブルで充電して使える点です。特別な充電器は必要としないため、低周波治療器を久しぶりに使おうと思ったら、充電器が見当たらなくて使えなかったということもありません。
1回のフル充電で約150分使え、約500回まで繰り返し充電が可能とのこと。1日1回15分間使うとしたら10日間は持つ計算ですが、万が一途中でなくなっても、パソコンやモバイルバッテリーのUSBポートから充電できてしまうので安心。長期旅行にも強そうです。
エレコム曰く、リチウムバッテリーを入れてこのサイズを実現するために、エレコムがこれまで培ってきたパソコン周辺機器の技術が役立っているとのことです。
手が届かないと電源が入らない場合も!?
気になる点もあります。低周波治療器を貼り付ける代表的な場所としては、背中が中心と思われますが、体が硬い方でまわりに手伝ってくれる方がいない場合、貼りたいところに貼れない可能性があります。
また、操作ボタンが本体についているため、貼り付けてしまうとボタンが見えません。いずれのボタンも凹凸があり、触ればおおよその推測はつきますが、ボタンの並びがわかりにくく、音で判断するしかありません。また貼り付けられたはいいものの、操作できるほど手が届かないこともあります。
現在選択中のモードや強さが、見てわからない(本体そのものが見えないことも多いのですが)ところや、持ち出して使う場合でも操作音が響き渡ってしまうことなども気になります。
とはいえ、そのしっかりとした使用感や治療器っぽくないかわいいデザインも気に入って、足の裏にも使いたくなり、思わず1セット追加購入してしまいました。使うならやはり2セットが便利そうです。
今後はスマートフォンとBluetooth接続し、電源からモード、強さまで操作できるようになると大変ありがたいですね。もちろん2個同期で!